本・マンガ
トレーニング、栄養管理など、筋肉と脂肪をめぐる深い話が満載の本。 知らなかったことばかりで、興味津々で読みました。 P149 桑原は前章の通り、江崎グリコが一九九九年に売り出したスポーツサプリメント「パワープロダクション」を開発した中心人物で、・…
角田光代さんとゲストの方の、お酒を飲みながらのおしゃべり。 思いがけない話も出てきて面白かったです。 こちらは漫画家の魚喃キリコさん。喧嘩できるのもびっくりですが、切り返しも凄すぎです。 P55 魚喃 ・・・あのね、ちょっと昔話していい?髪の毛が…
この辺りも印象に残りました。 P123 絵は、もう本当に面倒くさいんです。これはたぶん、子供のころにスタートした時点で面倒くさくて嫌だと思ったんです。何かをやっていても、嫌々やってるみたいな感じがある。そういう感覚を自分の中で自覚したときに、そ…
横尾忠則さんのエッセイを読むと、なにかとても落ち着きます。 P9 死を語ることは結局自分を語ることになる。死を肉体的なものと見るか、精神的なものと見るか、人それぞれだが、どうも肉体的でも精神的でもなく、霊的なものではないかと思えてきた。そんな…
養老孟司さんのエッセイ。 かわいいまるちゃんの写真と共に、ゆるっと読める本でした。 P172 天気が良ければ、まるは縁側で日向ぼっこしていることが多い。そんな時は、私も付き合って「おまえ、なに考えてんだ、バーカ」なんて、声をかけてみたり。飽きると…
この辺りも印象に残りました。 P125 私は漫画家として、自分や家族の失敗や恥ずかしいことを、ギャグやコメディ漫画へと昇華させてきました。最初は義理の両親にも夫にも内緒にして描いていたのですが、バレてしまった時にはもう開き直るしかなく「いろいろ…
ヤマザキマリさんのエッセイです。 破天荒な?お母さんのエピソードを含め、いろいろ印象に残りました。 P28 私はかつて中東のシリアで暮らしたことがありますが、カラカラに乾燥した荒地がどこまでも続く世界では「厳しい環境でないと育めない精神の美しさ…
ヨシタケシンスケさんの絶妙なイラストと、絶妙なお話が、ほんとにすばらしいなと・・・読めてよかったです。 イラストなしで紹介してしまうと味気ないかもですが、とてもよかったので、一話だけ書きとめておきたいと思います。 メメンとモリときたないゆき…
昨日に続き、桜井章一さんのエッセイです。 こちらの本も、印象に残ったところを書きとめておきます。 P39 「なんとなく」というと、感覚だけのあやふやなものであまり良くないものだと思われがちですが、私はこの「なんとなく」を大事にしています。 「なに…
桜井章一さんのエッセイを読みました。 印象に残ったところを書きとめておきます。 P37 南の孤島にある村や、ジャングルの奥地でひっそりと生活を営む集落など、太古の人類さながらの生活を今も続けている地域、そしてそこに生きる人々は、私の思う〝理想郷…
「ありのままの自分でいる」ことをがんばる、「なぜかできてしまうこと」を大切にする、すごく大事なことだと思いながら読みました。 P163 僕は大学生の頃まで、自分のことがとても嫌いでした。・・・ ある日友達から、「なんでそんなに心開かないの?」と聞…
ほんとに大切だなと、印象に残ったところです。 P80 Part1の最後に、もう一つ、大切な話をします。何かを始めたいと思っている人、今を変えたいと思っている人には、ぜひ聴いてほしい話です。 えんがおは僕が25歳の時に設立しました。当時は意外と怖さはな…
素晴らしい!と思うところがたくさんありました。 「これからの街づくりのキーワードは『混ぜる』と『シェアする』ですね」という言葉、大事だなーと思いました。 P48 生活支援事業が根幹の事業で(収入の根幹は別です)、地域の人が集まるサロンや宿泊所を…
こんなに同じ何かを大事に思えるというか、こういう関係性は幸せだなーと思いました。 P74 「水曜どうでしょう」のレギュラー放送の最終回は、バイクでベトナムを縦断するというものでした。ゴールのホーチミンが近づき、まもなく旅が終わるころ、大泉洋がこ…
この辺りも印象に残りました。 P42 「幸せだなぁー」って思うときって、いろいろあると思うんですけどね。 ・・・ 私の中にも忘れられない幸せなときってのがありましてね。うちは三人子供がいるんですけど、一番下の子が幼稚園で、上の二人が小学校ぐらいの…
「水曜どうでしょう」のディレクター藤村忠寿さんのエッセイです。 藤村さんが大事だとか、いいなと思うことは、なにか心に響きました。 P21 先日、萩本欽一さんと一緒に食事をする機会があったんです。あの「欽ちゃん」ですよ。「今テレビでおもしろいこと…
いつもお世話になっている方の出身校が、この小説の舞台になっているそうで、面白いから読んでみて、と貸してくれました。 タイトルにもなってる成瀬さんが、すごく魅力的でした♪ 小説の一部を紹介してもよくわからないかもしれませんが(;^ω^)、雰囲気が伝わ…
対談を見た時に親しみやすい方だなと思いましたが、そんなエピソードが載っていました。 P347 岡藤という経営者は臆病ともいえるくらい慎重だ。稼ぐことよりも防ぐことに力を費やしてきた。そして、真面目一方だ。 自ら朝早く出勤し、細かく書類に目を通す。…
栗山元WBC監督と岡藤正広さんの対談を見て、興味を持って読みました。 絶対他力の話や、人材登用のポイントなど、印象に残りました。 P40 持ち下りを始めた忠兵衛はのちに数多くの従業員を雇うようになるが、当初の従業員はむろん地元の人間だ。近江出身の彼…
糞土研究会「ノグソフィア」なるものがあったとは、初めて知りました。 思想をちゃんと行動に移して実践されているのが、すごいことだなと驚きました。 P189 トイレは「サステナブル」なのか? SDGsが掲げる一七の目標の中には、こんなものがあります。 「…
これが正しいとか、あれは間違ってるとかではなく、いろんな視点を持っておくことはやはり大切だな、と思いつつ読みました。 P95 SDGsは、私の理解では「みんなが楽しく幸せに暮らせるようにしよう」という話です。この「みんな」は、基本的に人間のこと。…
瀬戸内寂聴さんの声がそのまま聞こえてくるような本でした。 P169 まなほ 本能的なものも含めて、そうした自分の感覚を大切にすべきだと思いますか。例えば、自分はこれが好きだとか、これは何となくイヤな感じがするとか……? 寂聴 それは、すごく大切にした…
他の本に引用されていたこの本、興味深い内容でした。 マンガなので、文字の部分だけの引用になりますが、書きとめておきたいと思います。 P89 ―脳挫傷から36日経過― 他の問題は無意識にやっていたが算数の時だけ再び意識が(一瞬)戻った 九九はできたよう…
お母さんもお父さんも出て行って、祖父母に育てられた風間トオルさんの様々なエピソード・・・、こんなこともあるんだと驚きつつ読みました。 P64 ・・・祖父母から何を一番教えてもらったのだろう?と改めて振り返ってみると、何をしたら人が悲しみ、何をし…
辻仁成さんと息子さんの日常を綴った一冊。 いろんなことを感じながら読みました。 P124 7月某日、不意に息子が友だちのアンナちゃんと、そのご両親、その姉妹、その姉妹の友だちとベルギーとの国境に近い海沿いの村に旅行に出かけることになり、なにせ、そ…
そこまで美味しかったっけ?と思うくらい絶賛されていておもしろかったです。 P56 今では大好物だが、初めて見たときは5分くらい言葉が出なかった不思議なアイスが「あいすまんじゅう」だ。 バニラアイスのボディの中に、なんと小豆あんが入っている。僕がそ…
植松さんの実践されていること、印象に残るところがたくさんありました。 P77 植松 僕は評価がものすごく嫌です。だから、基本的にうちの会社でプラスに評価する部分があるとすれば、どれだけ新しい人と会ったかと、どれだけ新しいことをやったかということ…
大事だなーと思うお話ばかりでした。 P19 植松 麴町中では、多くの学校では当たり前にされている、先生が生徒にやたらと「勉強をしなさい」とか、そういうこともあえて言わなかったんですよね。 工藤 はい。子どもは主体的な存在ですから、本当は誰かに言わ…
たしか前に読んだような・・・と思ったら、4年前に読んでました。 なんとなく再読したくなったので、今回印象に残ったところを書きとめておきたいと思います。 P42 仕事は選べるもんじゃない。そりゃ好きな事にこしたことはないけど、まず、好きな事っていう…
自殺率が低い=「幸せ」と感じている人の比率が多い、という訳ではないという調査結果は、なるほどと思いました。 P87 ではここで、これまで述べた海部町コミュニティの特性について理解を深めるために、町の成り立ちと歴史について触れたいと思う。 江戸時…