本・マンガ

アンソロジー 餃子

カレーに続いて、こちらは餃子にまつわるエッセイの数々、楽しみました。 P148 味覚の郷愁―トルクメニスタン 石田ゆうすけ イランを抜け、中央アジアの最初の国、トルクメニスタンに入ってすぐのことだ。 砂漠に浮かぶ村の食堂で羊肉のスープを飲んでると、…

アンソロジー カレーライス‼ 大盛り

カレーライスにまつわるエッセイがてんこ盛りの一冊です。 こちらは村松友視さんの「カレーライスをチンケに食う」 P98 あるとき、近々カレーライス屋をひらくのだというヒトに会った。彼は、これまでにないカレーライス屋というプランをもっていたが、それ…

みらいめがね② 苦手科目は「人生」です

1巻目が興味深かったので、2巻目も読みました。 P121 土曜日のスーパーで夕飯の買い物をしている時、乳製品コーナーにて、娘が聞いてくる。 「ブルガリア、買っていい?」 もちろん、バルカン半島に位置する共和制国家のことではない。娘の中では、飲むヨ…

難民鎖国ニッポンのゆくえ

知っておきたいなと思って読みました。 とても参考になりました。 P206 二八歳の若手弁護士、宮内博史さんは、・・・多摩地区に拠点を置いて弁護士活動を行っています。その宮内さんが「弁護士活動の半分のエネルギーを傾けている」というのが難民・難民申請…

学校では教えてくれない生活保護 せかいビバークなど

こんなことをしてくれている人もいるんだ、と知ることができてよかったです。 P208 「困窮者支援界のオードリー・タン」と呼ばれる人がいる。 ・・・ ・・・佐々木大志郎さん(43歳)。現在はつくろい東京ファンドの新規事業部長をつとめつつ、日々、支援に…

学校では教えてくれない生活保護 つづき

それぞれの国に、いいところとそうでもないところは色々あると思いますが、ドイツのこの制度や考え方は、たしかに羨ましいと思いました。 P131 コロナ禍で、他の国が羨ましいと何度か思った。 ・・・ そんな中でも印象に残る国ナンバーワンは、ドイツだ。 何…

学校では教えてくれない生活保護

持ち家があっても生活保護を利用できるなど、知らないことがたくさんありました。 P19 最後のセーフティーネットなのに、それを利用することが時に「人生終わり」と同義と思われてしまう生活保護。 のちに詳しく書くが、そんな忌避感の背景には、一部政治家…

19歳で人工肛門、偏差値30の僕が医師になって考えたこと

「うんこで救える命」という言葉に、え?!なんの本??と思わず手にとりました。 P1 はじめまして、石井洋介と申します。 僕は、ときどき「漫画の主人公みたいな人生ですね」と言われることがあります。不登校の末に偏差値30から独学で勉強を始め、医学部に…

僕だって、大丈夫じゃない つづき

そもそも診療所で働くことになった経緯が書かれていたところも、印象に残りました。 P132 お爺さんが亡くなった。 僕には父方の祖父、母方の祖父のほかに、実はもうひとり祖父がいた。僕の母を実の娘のようにかわいがってくれていた〝お爺さん〟がその人だ。…

僕だって、大丈夫じゃない

韓国の町のお医者さんの日々、じんわりあたたかいお話でした。 P27 今日に限って補聴器を着け忘れてきて、僕の喉をかれさせたお婆さんがいた。 やっとの思いで診療(というかシャウトだ)を終え、・・・ ・・・サインペンを握った。このお婆さんは目もよく見…

ジャパネットの経営 東大卒2代目の僕がカリスマ社長の後を継ぎ大事にしてきたこと

高田旭人さんが初耳学で話しているのを見て、もっと知りたいなと思って読みました。 P84 ジャパネットの商品の中でもエアコンはここ数年、販売数が伸びている商品です。・・・配送・設置サービスの品質の高さをお客様に評価いただいていると考えています。 …

台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集

帯に有賀薫さんが「心のマッサージを受けた気分に」と書かれているように、読んでいると、そばに寄り添ってくれている感じがしました。 P34 困ったときは卵である。 食材単独の部において、1食を成立させる力が最も強いのは卵だと思う。何しろ醤油と白飯が…

❝ときめかない❞ことなら、やめちゃえば?

20カ国以上で出版されてるということに驚きました。 自分にとってどうでもいいことにノーと言えたら、とそれだけ多くの国の人が思っているとは・・・ P13 ステップ1 自分にとって「ムダなこと」を決める ステップ2 「ムダだと決めたこと」は気にしない そ…

レ・ロマネスクTOBIのひどい目。

こんなことある?ということがたて続く、怒涛のエピソードの数々、ページをめくる手が止まらなくなりました。 これは一度読まないともったいないような・・・以下、ややネタバレっぽくなってしまいますが、ここでは起きたことの中身は話されてないので、これ…

続々と経験を盗め

昨日の本の続編です。 こちらは「天気が教えてくれること」というテーマでした。 P27 根本 体調との関係では、喘息は天気に影響されます。 糸井 僕は喘息だったけど、低気圧や寒さには弱かった。 根本 いや、喘息の発作を起こさせるのは低気圧じゃなくて高気…

さらに経験を盗め

糸井重里さんと、ゲストのお二人が、いろんなテーマについて語る・・・、だいぶ前に出版されたものですが、面白かったです。 P170 糸井 緊張は筋肉を動かすためにはよくないんでしょう。 ライカ・今井 いや、緊張は必要で……。 今井 同時に言っちゃった。(笑)…

あの人の宝物

それぞれの方の、たいせつなもの、を通して語られる人生、興味深かったです。 こちらはイラストレーターの田村セツコさん。 P12 「三十年くらい前、アメリカの『マドモアゼル』という女性誌に小物として載っているのを見つけて、どうしても欲しくなって、ア…

その世とこの世

谷川俊太郎さんとブレイディみかこさんの往復書簡も読みました。 印象に残るやりとりがたくさんありました。 P3 ・・・二〇一九年十一月に、朝日新聞夕刊に掲載された、谷川さんの「あるとない」という詩でした。解説には、ジャック・ロンドンの『どん底の人…

ららら星のかなた つづき

つづきです。 P176 伊藤 大変失礼なことを百も承知で言わせていただくと、日本の高齢の男性って、感じの悪ーい、昔のオヤジ的な人が多いんですよ。でもね、谷川さんと話していて何が面白いって……そういう、オヤジのオヤジ臭さがないんですよ。 谷川 ああ、そ…

ららら星のかなた

谷川俊太郎さんと伊藤比呂美さんの対談集、面白かったです。 P77 伊藤 谷川さん。私、このところずっと考えてたことがありまして。 谷川 考えてたって、詩の話? 伊藤 じゃなくて、つまり日常的なウソと、人生でついている大っきなウソ。そういうのは人格形…

感じるオープンダイアローグ

昨日ご紹介したローティの思想は、オープンダイアローグにもつながるような?と思いました。 P156 2016年9月、再びケロプダス病院に行った。実際に1年間オープンダイアローグを実践してみて、質問したいことが山のようにあった。こういうときはどうしたらい…

100分de名著 ローティ「偶然性・アイロニー・連帯」

100分de名著でヘーゲルを読んだことで、哲学をもうちょっと知りたくなって、こちらも読んでみました。 P4 二〇一六年のアメリカ大統領選でドナルド・トランプの当選が決まった三日後、ツイッター(当時。現在のX)に投稿されたある本の引用画像が大きな注目…

アカンヒトズカン

面白かったです(笑)。 <もし遭遇したら>という対処法のヒントもありました。 P2 職場、ご近所、電車の中……見渡せばどこにでもいる、〝悪い人ではないんだけどちょっとめんどくさい人〟、それがアカンヒトです。 まず、知ってほしいのですが「アカンヒト」…

ホームレスでいること 見えるものと見えないもののあいだ

いちむらみさこさんのお話が印象的だったので、こちらの本も読みました。 P2 なぜ家を出てホームレスの暮らしをしているのか?この質問をわたしは何度も投げかけられる。これに答えるのは難しい。家を出る前の嫌なことや苦しかった記憶の中から、さてどれを…

わたしの身体はままならない つづき

こちらはホームレスとして生きているいちむらみさこさんのお話、印象に残りました。 P238 私は今、東京の公園のなかにあるテント村に住んでいます。このような暮らしを始めて、6回目の冬をむかえています。現在このテント村には約40軒のテントがあり、その中…

わたしの身体はままならない <障害者のリアルに迫るゼミ>特別講義

ほんとうに様々な生き方があることを知れる本でした。 P3 ひとりの人間が持つ視界には限りがあり、世界の見えかたも多層だったり分断されていたり、食い違ったりしています。この国の姿、隣人のこと、少し未来の自分すらおぼつかない、心もとない、ままなら…

南極日和 極地を「仕事」にする人たち

研究者、技術者、様々な方が登場する中、小堺一機さんのお父さんが南極料理人だったとは、初めて知りました。 P152 日本料理の業界誌に、南極観測隊で調理担当者を募集中という記事を見つけまして。「へえ、これはおもしろい!」と思い、当時、東京にあった…

嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

「落合は、接する側の立場や状況によって様々な顔に映るのだということがわかった」とあったように、誰もがそれぞれの現実を見ている、ということがよくわかる内容で、興味深かったです。 P132 ・・・スーツ姿の球団幹部がやってきた。 「皆さんにお伝えしな…

自分を動かす名言

佐藤優さんが、人生に具体的に役立つと信じる言葉を選び、解説をつけた一冊。 いろんな視点を教えてもらえました。 P46 犬が膝の上に乗ってくるのは親愛のしるし。 猫が膝に乗るのは、そこのほうが温かいから。 アルフレッド・N・ホワイトヘッド P81 組織は…

空の智慧、科学のこころ

ダライ・ラマ法王の解説する「空の智慧」、心にとめておけるようになりたい・・・と思いました。 P32 仏教の経典には、「無我」の見解が説かれています。しかし、「自我」はない、と言われると、行為をなす者もなく、その結果を体験する者もいないのだ、と考…