太陽との交信

ピラミッド体験―開示された古代の英知

 

 太陽系を探索したので、坂本さんの以前の体験はどんなだったのかな?とこちらの本も読み返してみました。

 印象に残ったところです。

 

P62

 ・・・今日2回目のセッションは、フォーカス34/35でヴォイジャー8号(V8号)に搭乗し、太陽系内でフリーフロー(自由探索)を行なう。

 V8とは地球上空のフォーカス34/35にある宇宙船である。・・・フォーカス34/35の意識状態になると知覚でき、搭乗することが可能になる。

 V8には動力室や操縦室、客室といった、通常の宇宙船で期待されるようなさまざまな施設がある。ナレーションに従うと、我々はその動力室と呼ばれる丸い部屋へ着く。そこは壁沿いにぐるっと座席が並んでいて、壁には大きな窓またはスクリーンが設置されていて、外の宇宙空間を見ることができる。部屋の中央部の床は、ビューイング・スクリーンになっていて、そこから宇宙空間が見える。天井には動力用の結晶が下がっている。

 壁に沿って並ぶ座席を壁の方に向けると、壁の下の部分から、個人用の小型探査機POD(ポッド)に乗り込むことができる。機内には大勢の乗務員(ヘルパー)がいて、我々をアシストしてくれる。

 ・・・

 ・・・太陽へ向かうことにする。

 透明で大きな球体が見えてきた。真っ暗な中に縁だけなんとなく見える。

 太陽と交信する。

 ・・・

「・・・共鳴意識状態が今後は一般的になる。・・・

 今あなた方がヘミシンクでやっていることが、もっと一般化するのだ。

 人々の意識があらゆるものと共鳴し、より調和のある世界になっていく。それは地球上だけのことがらに留まらず、地球意識や惑星意識、太陽系意識との共鳴、自然界のあらゆるものとの共鳴が起こるようになり、共感を持つようになるのだ。」

 ・・・

「・・・太陽系は家族だ。私にとってかけがえのない家族だ。あなたにとって家族がかけがえのない存在であるのとまったく同じ意味でそうだ」

 ・・・

「あなたの段階では何を学ぶのですか」

「愛をこの物質次元で周りの空間へ放出すること、それがまわりへの奉仕であり、また源の愛の恩を返すことになる。源には常にものすごく恩を受けているのだ。それを愛情をまわりへ放射することで、まわりに奉仕することで、恩返しをしているのだ。

 それは喜びだし、自分も満たされるのである。あなたもそれと同じことを徐々にし始めている。

 そう言う意味ではすべての生命体は同じことをしているのだ。

 私の場合は、それを太陽系という大きなスケールで行なっている。ここに住まう多くの生命体たちを育み、慈しみ、成長を促している。それが恩返しでもある。喜びでもある。純粋な愛と喜び、それを実行する。その中に自分自身の気づきと意識の拡大がある。それによってさらに上の知覚へと進むことができる」