文字と波動

みんな誰もが神様だった

 森岡万貴さんからも、サンスクリット語や古代の中国語は、音の波動がそのまま文字を作るんだよ、と興味深い話を聞いたことがありますが、その辺りのお話です。

 

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矢作 かいつまんでお話ししますと、『古事記』はいま残っている中では、いちばん古い日本の歴史書ということになっています。西暦712年の編纂ですが、じつはその前にも『先代旧事本紀』とか『帝記』という歴史書があって、それを参考にしたといわれています。つまり、その前から日本独自の文字があったわけですね。・・・

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 そこに書かれているのは神代の文字、神代文字といわれていますが、そういったさまざまな文字が少しずつ読み解かれて、古代の事実が明らかになりつつあります。

 そこで、大陸から漢字が入ってきたのが3世紀ごろといわれています。大化の改新のあと白村江の戦い朝鮮半島であって、その後、唐が日本に入ってきて一時的に日本を支配して、そのときに日本列島にあった世界最古の文字は、歴史の中でなかったことにされてしまったということです。

 その理由はなぜなのか、というのが私の疑問です。・・・

 

並木 神代文字については、僕はよくわからないのですが、「上」に聞いてみると神代文字の発祥は地球ではない、というんですね。銀河からやってきている波動が音に変換され、言葉に変換されたものであると伝えてきています。

 サンスクリット語であったり、イエス・キリストが話していた古代のアラム語であったり、また古代の中国語―そういった言語は、地球産ではなく銀河の波動を言葉という形に集約したものだというのです。つまり、宇宙から降ろしたもの、またはそれを形づくったものなのだそうです。

 そういうものが、いくつかこの世界にはあるそうです。

 たとえば、「ありがとう」と「サンキュー」というふたつの言葉は、意味は同じですが、違う波動を持っているらしいのです。

 ・・・真実の神々の系譜というのが神代文字の中にコード化されている、といいます。ですから、もしも神代文字を現代までずっと使い続けていたなら、僕たちはとっくに神として目醒めていたはずだったそうです。

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 でも、自分たちの利益のためにそのパワーを独占して使おうとした者たちがいたのだそうです。

 ・・・彼らはそういう邪な目的によって、自ら滅んでいったということです。

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矢作 昔の文字、あるいは言霊―それらがものすごいものだったということを、再認識させられます。・・・

 

並木 ・・・銀河の系譜なんですね、簡単にいうと。「あわうた」はプレアデスとも関係があるそうです。