本質につながる

みんな誰もが神様だった

 巻末に、並木良和さんと、矢作直樹さんの対談が載っていました。

 

P192

並木 地球がいま、大きな大転換期を迎えているということですね。

 本、雑誌、ネットなどで、耳にタコができるくらい皆さんも聞いていると思います。本当に大事な転換期はいまで、平成30(2018)年、2019年、2020年なのですね。・・・

 このとき皆さんが意識しなければならないのは、軸を自分にするということです。他人軸ではなく、自分軸ですね。そういうと一般的にはわがままと解釈されますが(笑)、わがままになれというのではなく、自分自身に意識を向けていかないと、本質につながることができないということです。

 その本質については、「魂」という呼び方をする人もいるし、スピリチュアルな用語では「ハイヤーセルフ」と呼んだりもします。僕たちのこの肉体は、魂やハイヤーセルフが物理的なこの次元を楽しむための乗り物なんですね。乗り物に乗っていると、つい本質を忘れます。本質の僕たちというのは、肉体の外側に拡がっている雄大な意識なんですね。

 魂、ハイヤーセルフというのは、地球を抱えてしまうくらいの大きな意識を持っています。でも意識を自分の中に向けていかないと、僕たちの意識は肉体だけに入りこんで、外ばかりを気にしてしまうのです。

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 自分に軸があると内なる直観の声、それは神とつながっているといってもいいものですが、その高い精神性の部分から真実を知ることができるのです。でも、外に意識を向けていると、そのつながりが遮断されてしまうので、真実を感じることができません。

 ・・・皆さんが・・・軸を自分に戻しはじめると、自分の内側の叡智を信頼するようになります。その叡智に従って行動をとるようになり、ものごとを見るようになり、考えるようになるのです。

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 僕たちの波動はいま、ぐんぐんといい状態で上がっているのです。そうなると真実に目醒めてしまう。本質は魂であること、ハイヤーセルフであること、もっといえば自分たちは神であることを憶いだしてしまうのです。

 その鍵は波動にあります。・・・

 大切なのは、他人軸を自分軸に戻すことです。外に向いている意識を自分に向けさせることなのです。それができれば、周りで何が起こっていても影響を受けることはなくなります。この自分軸をつくっていくというのが、緊急の課題だと思っています。