いのち愛しむ

いのち愛しむ、人生キッチン 92歳の現役料理家・タミ先生のみつけた幸福術

92歳のお料理の先生の本、大事だなーと思うことがいろいろ書いてありました。

 

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日本には「恩送り」という言葉があります。

人から受けた恩を、子どもなど次の世代に渡すことです。

人の命は、恩送りが脈々とつながって

知恵や教訓をつなげて生かし合い、支え合ってきたもの。

わたしの世代が子に言い忘れていたことを、

次の世代へ正しく伝えなくてはいけないと思っています。

でもヨボヨボでは、人は耳を傾けてくれません。

年をとっていても日々の家事でからだを動かして健康に。

とにかく元気じゃないと!

 

P24

 毎朝の番茶に、梅干しを一粒入れていただきます。90歳を超えて、血圧のお薬も飲んでないし、胃腸もすこぶる丈夫。朝の梅干しがわたしの健康のお守り薬です。博多では昔から「朝の梅は難逃れ」と言われてるんですよ。