結局、「決められる人」がすべてを動かせる

結局、「決められる人」がすべてを動かせる

トレーナー仲間の達蔵さんの新刊を読みました(^^)
小さな達成を喜ぶこと、これって大事だなーと思いました。

P180
 大目標が達成されるまでなんの悦びも満足も達成も感じられないと、私たちは疲弊してしまいます。
 そのため小目標をたくさん設定するとともに、小目標の達成時には、達成をいちいち大喜びすることをオススメします。そこで、「感情表現の3要素」を使って大袈裟に悦ぶ方法をお伝えしましょう。
 感情表現の3要素とは、表情、動作、言葉の3つのことです。たとえば、嬉しいことがあったら、笑んでみたり、ガッツポーズしたり、うれしい言葉にしたりすることです。これらを使ってみましょう。
 感情表現の3要素を使って小さな達成を悦ぶ
 1.小目標を達成したことを確認する
 2.その小さな達成によって、大目標の達成に一歩近づいたことを味わう
 3.小目標の達成を成し遂げるためにやってきたことを思い出す
 4.自分に対して「よくやったねえ!」とねぎらいの言葉をかける
 5.その達成感を表情で表す(例:満面の「笑み」)
 6.表情に体の動作で表す(例:「笑み」+「ガッツポーズ」)
 7.さらにその達成感を言葉で表す(例:「笑み」+「ガッツポーズ」+「うれしい!」)
「感情表現の3要素」を使って表現すると、自分の中の微細な感情や感覚が増幅されます。ちょうど、ギターの弦の振動を、ギターアンプによって増幅し、人の耳に聞こえる音にするのと同じことです。
 表現することで、自分の感情を知ることができるのです。
 目標の達成が「悦び」であることが身にしみ込んでいると、また達成したいという思いが高まり、決断力にも拍車がかかるのです。やはり楽しいことや気持ちのいいことはやりたいし、辛く苦しいことはやりたくないものです。あなたの目標を楽しくうれしいことにしてしまえば、決断は楽になり、行動したくてたまらなくなります。