きちんと伝える

マンガでよくわかる怒らない技術

伝えたいことを伝える具体的な方法が書いてあったところです。本ではマンガで具体例が載っていたので、そっちを見た方がわかりやすいですが…

P142
 ・・・「怒りたいときに怒らないと、逆にストレスが溜まるのではないですか」・・・こうした質問を数多く受けます。
 ですが・・・怒らないからストレスが溜まるのではなく、いつまでも目の前の状況が変わらないからストレスが溜まるのです。
 ・・・解決できることにフォーカスして、目の前の状況を変えることです。・・・
 このとき重要なのが「きちんと伝える」ということです。
 ・・・「上手な伝え方」がポイントになります。それには、次の4つを入れるとよいでしょう。
1どんな行動に問題があったのかという具体的な事実
2具体的な影響
3どんな感情が自分自身に芽生えたのか 
4相手への尊重をしっかり示す
 ・・・
 順番は前後してもよいですが、1〜4の要素を入れ、相手に対して自分の考えを伝えます。
 大切なのは4を忘れないことです。・・・
 私は最後に必ず、「いろいろ話したけれど正直な気持ちです。どう思ったか、聞かせてくれませんか」と相手の気持ちを聞くことにしています。

P151
 口に出さず、「なぜわかってくれないか」と思うとイライラします。
 パートナーシップにたとえるとわかりやすいかもしれません。男性が、・・・気づかず、女性の機嫌を損ねてしまう、なんていう話がありますね。
 ・・・女性は、自分を好きだったらそれくらい気づいてほしいし、気持ちを察してほしいのだと思います。でも、私もそうですが、男性は、雑にできているというか、わからないものなのです(笑)。なので、自分のどこが悪くて彼女が不機嫌なのかも見当がつかず、途方に暮れる男性は多いと思います。・・・
 しかし、男性を擁護するわけではないのですが、自分の気持ちを素直に表現しないままに、相手に理解してもらおうというのはたいへんむずかしいものです。
 ・・・
 
 ここ↑読んで、男女の違いってほんとに難しい…と日頃のカップルカウンセリングを思い出してしまいました。女性同士なら言わなくても当然わかることが、女性と男性の間ではわざわざ説明しないとわかってもらえない。女性は「そんなこと言わなくてもわかって当然でしょ」と言うし、男性は「言ってくれなきゃわかんないよ、超能力者じゃないんだから」と言い、女性がまた「そんな難しいことわかれって言ってないでしょ、なんで逆ギレされなきゃいけないのよ」と…たいていこんなやれやれな展開に陥りがち。違う生き物なのだと双方了解できるといいのですが(^_^;)