まんが抜きで言葉だけの紹介になりますが、へぇ～がいっぱいで、面白かったです(笑)。
P14
今回のことわざはインドネシアから！
ヤシの実の殻の中のカエルのようだ
デジャビュ感のあることわざだよね…
自分だけのヤシの実の世界にこもっていて外界のことを知らないって意味だわざ！
「井の中の蛙大海を知らず」と意味は同じわざ
どっちもカエルでたとえてるの面白いわね
自分が住んでいる世界の外って未知なことが多いね！
外国人の友人数名とテレビを観ていた時のこと
日本のテレビではどうして必ず人物名の横に年齢が表示されるの？
という質問が飛んできた
その場にいたテレビの制作会社の友人が答えた
年齢がわかったほうが 視聴者が 登場人物の背景を 色々思い描きやすいからだよ！
なるほどね～そういう理由なんだ
なんとなくの年齢は見ればわかる気がするけど～…
年齢への関心は地域差がかなりあるようだった
日本は義務教育では留年や飛び級が無かったり 新卒一括採用があったり 年齢と社会的な立場がリンクしやすい国柄なのかもしれないね？
P24
今回のことわざはパキスタンからわざ！
死と顧客はあてにならない
・・・
死はいつ来るかわからないお客のようなもの いつでも心の準備をしておけ という意味わざ
・・・
人が亡くなるとお葬式をするわけだけれど 日本のお葬式の風景とカメルーンのとではずいぶんと違っている
日本のお葬式といえば このように全身黒一色
カメルーンではこんなド派手な衣装でお葬式なのだ！
・・・
亡くなるということは 天の神様のもとへ行けるということだから 故人を盛大にお見送りするというイメージだと聞いたことがある
色々な考えがあるわねぇ
でも寂しくて泣いちゃうんだけどね
P40
今回は作者の故郷カメルーンのことわざ
この世はニワトリの尻 今日は卵 明日はフン
石を投げればニワトリに当たるってくらいカメルーンではどこででも見られる！
人生がニワトリの尻ってどういうこと？カバの尻じゃダメなの？
ニワトリがお尻から出すものが卵かフンか事前にはわからない つまり人生は何が起こるか予想ができないという意味なんだわざ！
P46
今回のことわざはエチオピアから！
ヤギをいくら洗ったとしても ヤギのにおいはそのまま
気持ちよさそうではあるけどね
「ヤギを洗う」は 人の性質や個性を無理やり変えようとすることを意味しているわざ
人を自分の思うように変えることはできないと言っていることわざなんだわざ
自分の都合の良いように他人を変えようとしちゃう人ってたくさんいるよね
そうだわざ 他人を洗って別のにおいに変えようとするわざ
・・・
結局…自分が心から変わりたいと望まないと人って絶対変われないもんね！
ヤギを無理やり洗うより ヤギを良き道に導いてあげられる心のゆとりが必要わざよ～
P63
では第２問わざ！「振りかけたパクチー」はどんな時に使うわざ？
今度こそ、ありがた迷惑ってことでしょ⁉あんな臭い草を振りかけるなんて、最低よ。
実は僕もパクチーは苦手。友達も嫌いな人が多いよ。もしみんなでシェアする料理に勝手にパクチーをかけたら大げんかになると思う(笑)。だから「余計な気を回してお節介なことをする人」のたとえじゃないかな。
正解は、「見かけや体裁を取り繕うこと」という意味のタイのことわざじゃ。たとえまずい料理であっても、パクチーの香りと彩りでおいしそうに見えるということなんじゃ。
えー！・・・「急いでいたのでとりあえずパクチー振りかけときました！」みたいに使うのかな？
・・・人によって受ける印象が大きく変わってしまいそうなことわざだね。
