本の最後の方では、このように語られていて、印象的でした。
P205
どう生きていけば、自分を見失わずに人生を確立していくことができるのか、それがぼくの大きなテーマだと思っている。どんなことがあっても乗り越えていく柔軟な精神と、人と人のあいだで交わされていくコミュニケーションが時代を創っていくのだと感じる。人間の想像力が、ものや道具を作る。一人でそれを作ることはできない。多くの人間が、思いを伝え合い、協力し合って、ものは作られる。
戦いだって、一人ではできない。一人だったら、ただの喧嘩だ。多くの人が関わって初めて、戦いとなる。そうやって、時代は創られてきた。戦いをいい、悪いといっているのではない、平和な時代を創りたいのならば、その願いが、やがてそのような現実を創る。
困難と思われる出来事も、宇宙からしてみれば、輝きでしかない。
そのとき、そのときが、次のためにある。
ということは、未来が困難と思われたとしても、それは重要な意味をもち、輝いている。
今も未来も、その一瞬一瞬が、輝きなのだ。
その輝きに身を投じているぼくたちもまた、輝いているということだと思う。
P211
宇宙根源に行くことは、ほとんどの人にとって不可能に近いことだと思う。それにあこがれる必要はない。それよりも、自分のなかの常識を取り払い、一瞬の集中力を高めるべきだ。一瞬の集中力があれば、顕在意識が想像力を膨らませ、鳥の波動や植物の波動と意識を合わせることができる。それは、生きる智慧であり、やがて叡智となる。
P213
自分を輝かせるとは、宇宙の恩恵を受けながら、そのことに感謝しつつ、それでもそれに縛られることなく、自分の意識、思いを成熟させ、発揮させることだと思う。こうしたい、ああしたい、という願いは、エネルギーだ。宇宙根源から降り注いでくるエネルギーの中で一番強いものは、願い、希望のエネルギー。・・・
もし、途中でアクシデントが起きたとしても、そのときでさえ、エネルギーは降り注がれ、達成するための応援となっている。アクシデントが起これば起こるほど、宇宙からも、植物や動物たちからも、多くのエネルギーが降り注ぎ、くじけそうな心に希望を与えている。だから、多くの希望をもとう。見えないものに応援されているのを知ることは、幸せなことなのだ。
ところで今日から一週間、エクスプロレーション27https://www.aqu-aca.com/seminar/exploration27/のお手伝いに行ってくるので、ブログをお休みします。
また帰って来たら再開します。
いつも見てくださって、ありがとうございます(*^-^*)