兼高さんと曽野さんもほんとにお元気だなぁとびっくりしてしまいますが、この市村正親さんもお元気過ぎる・・・溢れ出たパワーをもらえる気がしました。
この、前日までの毒素を朝すべて出す、というのが秘訣かも？と思いました。
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残念なことにある年齢まで来ると、体力が落ちてくるのは仕方のないこと。その落ち方が急になるか、なだらかに落ちるかだと思うんだ。よりなだらかに落ちるためには、きちんと自分の身体をチェックしておかなければならない。
僕は毎日しっかり汗をかきたい。・・・
ある日のルーティーンを紹介すると、朝8時15分にはマグマヨガに行き、レッスンが始まる前に腹筋50回、そして左脇腹と右脇腹も50回ずつ、さらに角度を変えて20回ずつ。要するに200回近く腹筋運動をするんです。それで汗をかいてからヨガのレッスンに入り、終われば頭を洗って自転車で移動して、10時半からは腹筋エステ。これは機械を使ってロナウド選手がシックスパックを作る、あれの数倍強いものを30分かけてやるんです。なんとしても、おそらくこれが最後の『ミス・サイゴン』のエンジニアをカッコよくやりたいからね。
1日の始まりに汗をまず出したいというのは、劇団四季に入った頃からの習慣なんです。なぜかというと、当時はあざみ野ではなく参宮橋に劇団四季の稽古場があって、レッスンのカリキュラムがさほど充実していなかったんです。だから、必ず朝は10時に小川亜矢子先生のバレエスタジオに行き、そこでレッスンしてから稽古場に入る。舞台の本番の日は、レッスンしてから劇場入りしたりね。だから稽古がない日でも、稽古がある日でも、本番がある日でも、とにかくまず朝からのレッスンに行って汗をかくというのが僕のルーティーンなんです。
それは要するに、前日までに飲んだもの、食べたものを全部きれいに外に出したいからで、つまり当時からデトックスを実践していたんですね。前の日から溜まった毒素を汗と共に出し、すっきりしてから、レッスンなり遊びなり、本番に行くなりするんです。
だけど、健康じゃないと出来ませんからね。風邪をひいていたり、ケガをしていたら出来ない。だからいつも朝レッスンに行って思うのは、今日もレッスン出来て、健康でいられて幸せだという感謝の気持ちですね。
