ついてる

淡々と生きる

榎木孝明さんが、子どもが家を出る時に「ついてる、ついてる」と言うようにしてるという話を、以前読んだことを思い出しました。

 

P107

 守護霊がついていることを、古来、日本では「ついている」と言ってきました。運がいい、自分以外の力に見守られている、どうやら何ものかがついていると思った瞬間を「ついている」と言ったのです。

 自分にとって好ましくない雑霊がついていることは、日本語では「憑かれた」といい、「疲れた」に転じました。自分の思いや自分の考えている方向と違う何ものかがついたときに「つかれた」という言い方をしたのです。それを肯定的に捉えて、「ツイてる、ツイてる」と口にすると、この存在が味方になってくれます。

 ・・・

 ですからドンと身体が重たくなっても、「つかれた」と言わないことです。「つかれた」ではなく、「ツイてる、ツイてる、ああ、私はツイてる」と繰り返すと、霊は「あ、この人はツイてるという言葉が好きなんだ、では〝ツイてる〝と言える現象をたくさん起こしてやろう」と受け取り、そのための現象を次から次へと起こしてくれます。雑霊は守護霊と同じ力を持っています。同じレベルの同じ仲間です。・・・