エクスプローラー

オンリーワン ずっと宇宙に行きたかった 

阿川佐和子さんと野口聡一さんの対談を別の本で読んで、面白かったのでこちらも読んでみました。
宇宙へ行くために、また、行ってから、精神的にバランスのとれた状態でいるには、元々の資質もあるものの、そういう風に訓練してゆくんだ、そういう風に考えるんだ、と興味深かったです。

ここは、そういう本題と関係ないのですが、印象に残ったところ。
ちょうどスターラインズhttps://www.aqu-aca.com/seminar/starlines/と、スターラインズ2https://www.aqu-aca.com/seminar/starlines2/の関係のようだと思いました。

P167
 ・・・ぼくが宇宙で『世界に一つだけの花』をキーボード演奏することになったきっかけをお話ししましょう。・・・
 実は、二〇〇四年の夏に日本に帰ったときに槇原敬之さんの新しいアルバム『エクスプローラー』が発売されていたんです。そのジャケットで槇原さんが宇宙飛行士の姿をしていた。宇宙飛行士をモチーフにしたアルバムも珍しいなあと気になりました。
 もともと槇原さんの作品は好きだったので、直接会いに行ったんです。最初ぼくは、未知の遠くの世界に向かって挑戦するイメージで音楽の新しい可能性を示す。そういう意味がタイトルとジャケットに込められているのかと思っていました。エクスプローラーは「探検者」という意味ですから、単純にそう考えたのです。ちょうどどん底にいた時期ですから、そう考えたのかもしれません。
 でも、彼はそうじゃないというんです。自分の中の暗闇や醜く弱い部分を認め、勇気を持ってそれに向き合うことこそ新しい発見につながる。そういうことだという。彼の「探検」は、外に向かっていくというよりも、自分の内部、心の中に向かっていくもの。本当に美しいものも醜いものも、そこにあると。それが彼の「エクスプローラー」だった。
 彼なりのこだわりとして宇宙飛行士の格好をしているのだけど、目指しているのは、地球であり、自分。その気持ちを表すために宇宙飛行士の姿になったというんです。
 その話のあとで、アルバム収録曲のひとつ、彼が作詞作曲した『世界に一つだけの花』を聞かせてくれました。・・・彼の言葉を聞いた後にあらためてじっくり聴くと「いい曲だなあ……」とすっかり心を奪われました。・・・

EXPLORER(初回)

 ところで明日はブログお休みします。
 またすぐ再開します。
 いつも見てくださってありがとうございます(*^_^*)