おわりに、にあった、出口さんといっしょにこの本を作った方のひとことです。
たしかにこの本は、ただ知識を教えるだけでなく、安心して人生を楽しんでいいんだよ、と背中を押されるような読み心地でした。
P286
このまま平均寿命が変わらなければ、私たち「働く若者」はあと60年近く生きることになります。そのときどんな生活をしているのか。どんな時代になっているのか。そもそも、ちゃんと生きているのか。いまの段階では何ひとつわかりません。
けれど、本書に書かれている原理原則さえ心に留めていれば、少なくともお金の不安に支配されることはないでしょう。自分の人生を、責任を持って、楽しみ尽くす。この大切さを出口さんは教えてくださいました。いまは、まったく先の見えない未来がとても楽しみです。