おかげさまで生きる

矢作直樹さんの新刊を読みました。

おかげさまで生きる

窮屈な満員電車で読んでいたら、そこにある言葉によって自然と心が落ち着いて、ありがたい本でした(^^)

また何カ所か、書きとめておきたいと思います。

P16
 私たちを生かしてくれる大いなる存在、大いなる意思のおかげによって、私たちは今日も朝日を浴び、ご飯を食べ、帰って寝る家があり、皆と語らえるのだと、私はつくづく感謝します。
 降霊によって亡き母と再会できたのも、霊媒役の友人の力はもちろんのこと、その後ろに控えている目には見えない大きな「おかげさま」の力が働いたことによるものであると感じでいます。私は、肉体とは別に魂があると表現しますが、魂レベルでは私たちは皆つながった存在だと思っています。それが「おかげさま」のベーシックな部分であり、もちろん亡くなった方もそこに参加しています。肉体は魂の乗り物であり、まるで着ぐるみのような存在です。重くて動きづらく、時には捨ててしまいたい衝動にかられることもあるでしょう。
 それでも私たち人間には、肉体を伴う人生で得る様々な経験を学びに変える使命があります。この人生を大いなる存在から賜ったからこそ、おかげさまで人生を楽しんでいますとご報告することは、私たちに与えられた使命なのです。