肉体と魂について

BASHAR(バシャール)2017 世界は見えた通りでは、ない バシャールが語る、夢から覚めてありありと見る、世界の「新しい地図」。

一部の抜粋なのでちょっとややこしいかもですが・・・体と魂、意識についてのお話です。

P18
バシャール ・・・人間は「肉体のなかに魂が入っている」という言い方より、「魂のなかにハイアー・マインドとフィジカル・マインドが入っている」と言うほうがぴったりくるということです。それが人間の構造です。

P89
喜多見 ・・・じゃあ次に、「肉体とソウル」のことを聞きましょう。
昨日の私の言葉では、肉体はソウルと「同期」しているのですね?と聞いたら、バシャールは、いやそれは「reflect」しているのだと。「反映」しているのだとおっしゃったのですが、この「reflection」、「reflect」している、という概念が非常に分かりにくくて、その「魂が肉体にreflectする」というのは、どういうことを実際は意味しているのでしょうか?

バシャール まず、そもそもすべては「意識のなかで生じたreflection」(反映、反射、映り込み)であることを理解しなければなりません。「外の世界」ではなにも起きていません。
そもそも、「外の世界」といったものは幻想であり、存在していません。
ですから、すべては意識のなかで起きているアイデアや、コンセプトです。
私たちがreflectionと呼んでいるのは、こういうことです。
つまり、意識自体には、特定のエネルギーパターンがあり、それが他のパターンと交流することで、また別の波紋やパターンが創られます。そういうパターンを我々はreflectionと呼んでいます。それぞれのreflectionsとは、それぞれの「経験」のことです。

P92
喜多見 フィジカル・マインドとハイアー・マインドのふたつの機能について、もう一度確認しておきます。
ハイアー・マインドの機能は「人生の目的」を持っていたり、「直感」を私たちが得るときのコンタクト先と理解したのですが、この部分はいいですか、これで?

バシャール はい。

喜多見 OK。それでは、フィジカル・マインドですが、こちらは私たちの「自由意志」と関係していると。そして「その人の世界の見方」、世界はこういうものだという見方にもそれは関係する。そこをさらに言い換えれば、「その人のビリーフbelief、信念・観念」にもそれは通じます。フィジカル・マインドは、そうした機能を持っていると理解しているのですが、それでいいでしょうか?

バシャール はい。そうです。・・・ハイアー・マインドがどういう体験をしようか、の「コンセプト」を作ります。フィジカル・マインドは、その体験を知覚している部分です。
ハイアー・マインドが、「設計者、デザイナー」。
フィジカル・マインドは、それを「体験する人」です。
そして、ハイアー・マインドは非物質次元にあるので、よりいろいろな範囲を見渡せるところから、谷底にいるフィジカル・マインドにとっての「ガイド」になります。ハイアー・マインドは山の上から谷底のフィジカル・マインドにガイドしている、という関係ですね。