前祝いの法則

前祝いの法則

 昨日、初開催♪だった新しいセミナー、望む未来「並行世界」につながるコース

https://www.aqu-aca.com/seminar/connectdesiredfuture/

 の参考になりそうだよ、と教えてもらって読みました。

 とてもわかりやすい内容でした。

 

P27

 いま、喜ぶ。いま喜びに浸る。すると、未来においても喜びがやってきます。

「未来」を変える方法とは、「いまの心の状態」を変えることなんです。

 これが、予祝の本質です。

 有名人たちも無意識に、この予祝を実践しています。

 ・・・

「メイク・ミラクル」「メイク・ドラマ」という和製英語を作った野球の長嶋茂雄さんの予祝例も劇的です。

 1959年、天皇・皇后両陛下を迎えて行われた天覧試合。

 巨人VS.阪神。9回裏で4対4の同点。両陛下が警備の都合上、野球観戦できる時間は21時15分までだったため、延長戦に入った場合、陛下は途中退席になるという状況でした。

 9回裏、この大事な場面に先頭バッターとして回ってきたのが長嶋茂雄さんです。天皇陛下が退席されるタイムリミットまであと3分という21時12分。

 実は、天覧試合前、長嶋さんはスランプのドン底にいました。だからこそ、本能的に「予祝」をやってのぞんでいたのです。

 長嶋さんは、試合前日、最寄りの駅でありったけのスポーツ新聞を買ってきて自分で見出しを書き込んでいったのです。用意した赤、青、黄、緑色のマジックで、新聞1紙ごとに「長嶋、天覧試合でサヨナラ本塁打」などと大きく書き込んでいった。

「長嶋の一発に尽きる。さすがにゴールデンルーキー。歴史に残る一発だ」

 そんなふうに監督談話まで勝手にマジックで書き上げ、試合前日に先に喜び、祝杯をあげていたのです(笑)。

 で、実際の試合はどうなったのか?

 すべて予祝どおりのサヨナラホームランです。

 さらに、1992年のプロ野球のドラフト会議の目玉、のちに巨人軍不動の4番となる松井秀喜選手の交渉権を獲得できたのも予祝です。

 なんと前日、自宅で、くじ引きをして松井を当てて先に喜ぶ予祝をしていたのです!(笑)

 さすが長嶋監督!めでたく、松井秀喜選手の交渉権を獲得しています。

 

P55

 なぜ予祝で夢が叶ってしまうのか?

 それは、未来に夢が叶ったときと同じ喜びをいまの時点で感じることで、現在の気持ちが夢が叶ったときと同じ周波数になるから、その未来を引き寄せることができるのです。

 それが予祝の力なのです。

 テレビの「リモコン」と「テレビ画像」の関係と同じです。

 東京では1を押せば、NHKが映るように、リモコンから発する周波数と、共鳴共振する、同じ周波数のテレビ局がテレビモニターに映るわけです。

 このテレビの「リモコン」に該当するのが、あなたの「心の状態」で、「モニター」に該当するのが、いまあなたが見ている「現実」です。

 もし、あなたの心の状態が、いま、恐れでいっぱいなら、雰囲気は暗くなり、あなたの「モニター」(現実)にも、恐れがいっぱいの現実があらわれます。

 心の状態が、いま、喜びでいっぱいなら、雰囲気は明るくなり、喜びいっぱいの現実になっていくのです。

「経験とは要するに共振である」

神との対話』(サンマーク出版)で、世界27ヵ国に翻訳され、ベストセラーになったニール・ドナルド・ウォルシュの言葉です。

 

P68

 フランスのエミール・クーエというお医者さんが、患者さんに、毎日、朝起きたときに鏡に向かってこう言うように指導したそうです。

「毎日少しずつ、わたしの身体のすべてが、いま、ますます良くなりつつあります」

 なんと、これで、非常に多くの患者さんが驚異的な回復を見せたというのです。

 治療不可能と思われていた患者さんも、見事に治癒してしまった。朝起きたときに、自ら口に出す言葉は、無意識へと働きかけ、爆発的な治癒力を引き出したのです。

 これは「クーエ療法」と名づけられています。