現実にとらわれなくなる

再開です(^^)

またこちらの本から。

 

ほら起きて! 目醒まし時計が鳴ってるよ

 とても大切なことだなと思いました。

 

P203

 さてこの章を終えるにあたり、大切なことをお伝えしなければなりません。

 それは「現実を良くするために統合するのではない」「現実を変えるために統合するのではない」ということです。統合が進むと、本来の高い周波数を反映した現実が創られていくため、その日常は、豊かさや喜びに満ちた調和のとれたものになります。でも、そうなると、「現実がスムーズになってきたから、これはこれで楽しい。このままがいい、なんとかこの状態を続けたい。失いたくない」と、その「現実そのもの」にフォーカスが向きはじめることがあります。

 これでは目を醒まして行く方向とは「真逆」になってしまいます。統合のプロセスが止まってしまうのです。なぜなら、本来の僕たちは自分の「内側にすべてがある」ことを知っていたため、それに気づかないように、「外側」に強くフォーカスさせられ、注意を逸らされることで、眠っていたからです。

「じゃあ、望む現実を生きたいと現実にフォーカスするのは違うのでは?」と思うかもしれません。でもこれは前にも触れた「本当に望むことに動くことで、目を醒まさないように使っていたバイブレーションを捉えるため」です。それを手放すから、自分の中が満ちていき、周波数は上がり、本来の自分を思い出していくことになるのです。現実そのものにフォーカスするためではありません。

 そうして目を醒ますと、「なんだ、全部自分の中にあって、すべてとつながっていて、自分がすべてを創り出していたんだ」と、本当の意味で「わかり」、その意識から現実を創り出すため、かえって逆に、現実にとらわれなくなるのです。

 自分が本当に望めば何でもできる、何にでもなれることを知っている意識になるので、何かが形になってもいいし、ならなくても、それはそれでいいと思うようになるのです。つまり執着がなくなっていくのです。