過信しないこと、日々の積み重ねが結果である・・・全くその通りだなぁと。
とても真っ当なお話と共に、コントロールできない結果については言い訳を用意しておく(;^_^A、という対策も、大切だなと思いつつ読みました。
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結果に対する考え方はその選手の成否を分けると言っても過言ではない。
僕は自己評価は低めがいいと思う。
・・・成績などは目に見える結果ではあるけど、実力とつねにイコールとは限らない。
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そもそも「自分を知る」こと・・・ができていれば、自己評価が高くなることはほとんどない。自分の体、自分の技術、自分のメンタリティ……知れば知るほど、足りない部分が見えてくる。そして何をするべきか、取り組むべき課題がはっきりするはずだ。それはいい結果が出たときも同じだ。
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打たれたら、いままでやってきたことが間違っていた、と言われても仕方がない。だからこそ、結果を出すためには何が必要か。プロフェッショナルとして考え、取り組み、ときには常識とは違っても、取り組む勇気が必要だ。
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中日ドラゴンズの監督を務めていた落合博満さんは、オープン戦でバッターボックスに立ち、一度もバットを振ることなく打席を終えることがあった。結果は見逃し三振だ。最悪である。
でも、そこには落合さんなりの意図があったのだろう。「球筋を見たい」「感覚をつかみたい」など、その真意はわからないが、結果をとがめる人はいない。
こうした行動は、落合さんクラスの超一流であれば許されるが、それ以外の選手、特にピッチャーなどは許されない風潮がある。オープン戦ですら結果を求められるのだ。
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でもよく考えてほしい。
選手たちはシーズンで「結果」を出すためにやっている。その過程であるオープン戦では、シーズンのための準備として課題を持ってマウンドに上がっているはずだ。
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どこで結果を出すべきか。
それを考えたとき、常識とは違っていても、それがいいと思うのであれば積極的にやってみるべきだ。・・・
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結果を残し続けなければ、一軍には定着できない。だから、結果が大事だ。
でも、何度も指摘しているとおり、結果は自分でコントロールできない。
良い結果が出ればいい。自分を知り、過信さえしなければ、前に進んでいける。
では、悪い結果ができたとき、どうするのか。
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・・・究極のことを言えば、結果は結果で返すしかない。
だからこそ、日々できることをやる。
当たり前のことだけど、その当たり前が難しい。
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結果が良くなかったあと、それを最高の結果で覆す。むしろ、結果でしか自身も評価もその失敗を取り戻すことはできない。
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結局、都合よく試合だけ結果を出す、なんてことはできない。できるのかもしれないけれど、僕はその方法を知らない。
日々、積み重ねてきたことが出るのが結果なのだ。
そういう意味で、結果を結果で返すという思いに至れないのは、その前の準備、考えが足りないと言える。
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この日は、どの球種も納得のいくものではなく、結果と合わせて反省すべきところがいろいろとあった。
ただ、落ち込んでいる場合ではない。しっかり切り替えるためにも、リセットしなければいけない。その方法をいくつか書いてきたが、この日は「今日は疲れていた」と言い訳を作った。
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そのせいだ。仕方がない。切り替えて明日だ。
そう言い聞かせていた。コントロールできない結果に対しては、そうやって言い訳を作って前を向くことも必要だと思う。