本来の自分

激動の時代を生きる英知―内なるガイドにつながりアセンション

 

 本来の自分は大いなるすべての一部。忘れないでいたいなと思います。

 

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 このハイアーセルフの中心部にさらに深く入っていくと、「本来の自分」とか「真の自己」と呼ばれる自分を体験することがあります。

 これは極めて純度の高い、躍動感に満ちたピュアなエネルギーです。これには恐れがまったくありません。そして無限の可能性を持っています。可能性そのものです。何でも可能、何でもできる。そういう自分が最も内側にいます。プヨプヨしていて、躍動する純白なエネルギーの塊です。

 それはまた「大いなるすべて」につながっています。つまり、この最も内部に存在するピュアなエネルギーの塊は、「大いなるすべて」の一部でもあるわけです。

 もう少し説明すると、それは、遥かな昔に、何か大きな存在から分離して誕生したエネルギーの塊なのです。この大きな存在自体は、「大いなるすべて」からやはり分離してできた存在です。その大きな存在から、いくつもの小さな存在が分離していった中のひとつが、自分のコアにあるエネルギーの塊だったのです。

 このエネルギーの塊は、「好奇心」と「創造」、「可能性」、「無条件の愛」といったものがぎっりし詰まった躍動感に充ち満ちた存在です。ぴちぴち、キラキラ輝いた存在であり、「純粋性」、「命そのもの」です。

 それが自分の真ん中にあります。

 これは「大いなるすべて」と同じものです。

 覆っているものがエゴや信念です。さらにそのまわりに恐れがあり、感情があります。その上に、自分の顕在意識があります。

 意識とはこういう構造をしています。