吉本ばななさんの本のタイトルにもありましたが、「違うことをしないこと」これもほんとに大事だと思います。
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平良 もっと自分を輝かせるためにこうしたい、こう見せたいといった頭で決めつけたルールのようなものが、ホ・オポノポノを実践していくと、どんどん外れていくと思うのです。
だから、クリーニングしていくと、いわゆる「イケてる」状態ではなくなる人もいるかもしれません(笑)。人目を気にせず好きな色の服を着てみたり。
吉本 たとえば、好きな色が地味だったりすることもありますしね。クリーニングってカラーコンサルティングのようなことの真逆の行動かもしれません。
もしかしたら地味になっちゃうかもしれないし、「なんか前のほうがイケてたね」と人に言われる可能性さえあるけれど。
でも、それがほんとうの自分だったら、そのほうが居心地いいですよね。自分の内側が外に見えやすくなるので、新しい仲間にも出会えるかもしれない。
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一つのカラーに自分を押し込める必要もないと思います。
クリーニングしたことによって華やかになったり、お金持ちになったり、そういうことだけではないから。そういうとらえ方をしちゃうと、みんなが苦しくなっちゃうし、よいカルマを生まないですよね。
平良 KRさんはとにかく「カルマを徹底的に減らす」ということをおっしゃいます。自分に余計なしがらみを足さず、自分の中をおそうじしていくことだと。
吉本 私もそれが一番近道だと思います。・・・結局そこに尽きると思いますね。「違うこと」をしないこと。・・・ムリしていなければ、余計なカルマは作らないですよね。
平良 ムリしていないか、「違うこと」をしていないか。それはとてもわかりやすい自分センサーですね。
ほかに「カルマを生まない」とは、どんなことがありますか?
吉本 余計なときに余計なことをしないということですよね。
たとえばお腹が減っていないのに食べようとか、そういうことを一切しないことです。インスピレーションを大切にしていると余計なことはしないから、カルマも生まれないと思います。