「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんと、リンゴジュース断食でガンが消えたムラキテルミさんの本を読みました。
ここは、木村秋則さんのお話で印象に残ったところです。
P41
わたし、最近つくづく思うことがあるの。
「人の一生は、操り人形のようなものだな」と。
もう、どうにもあらがえない大きな力があってさ。
その大きな力が、人の一生をコントロールしているのではないかって、思うのな。
・・・
自分で生きているつもりでいるけれども、結局は大きな力に生かされてるだけなのではないかって。
リンゴが実っていないとき、人間ってさ、ヤドカリと同じだってな。
体借りてるだけで、ピノキオみたいにさ、誰かに操られている操り人形じゃないかな。そう思ったの。
・・・
この大きな力のことをさ、「神」とか「仏」とか、人は呼ぶのな。
わたしは、「神」も「仏」も信じていないわけだけれど、このとてつもなく巨大な力の存在は信じています。
この力を「大自然」とでも、呼ぶのかな……。
わたしは「宇宙」と言う呼び方が、しっくりきます。
この巨大な「宇宙」の流れに逆らわず、この力に生かされて、宇宙の流れに沿う生き方が、人としての「使命」ではないのかなと思っています。
人それぞれに、宇宙に沿う生き方は違うと思うの。
わたしには、わたしの、あなたには、あなたの使命がある。
宇宙の流れに沿うことは宇宙時計と針が合うことにもなるんだよな。
この「大自然」を創り上げた「宇宙」の流れに沿う生き方ということだよな。