エドガー・ケイシー

すべてはここに始まりここに帰る エドガー・ケイシーの超リーディング

 昨年観た映画「リーディング」の制作にまつわる、色々な話が載っていました。

 改めて意識したいことが多かったです。

 こちらは、エドガー・ケイシーがリーディングの中で、浄化の大切さや断食の有効性を言っていることにまつわる白鳥監督の体験です。

 

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白鳥 実際、私自身も・・・体内も浄化されると肉体はこんなにも変わるものかと実感しました。・・・

 ・・・ついこの間、『不食の時代』の主人公で鍼灸師の森美智代さんのところで11日間の本格的な断食の体験をさせてもらったのです。・・・

 ・・・断食1日目は半日近く何も食べない中でスタートして、準備食のクリーム玄米をとるのです。体の中に玄米が入った瞬間に、食はエネルギー、命そのものだと気づいて、ありがたくて、感動して、涙が出てきちゃった。食べ終わって、その後に仕事で都会の道路を歩いていたら、ふだん目につかない道端の雑草たちがすごく目につき始めた。わー、雑草ってこんなにきれいだったのだと思った。・・・雑草のエネルギーを感じるようになったのです。意識と食はこんなにつながっているのだなということに気づき始めて、2日目過ぎから、人と会うと、人の周りにエネルギーがうっすらと色で見えるのですよ。・・・すごくきれいな色の人もいて、意識ってエネルギーなのだなと思いました。

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 リーディングでは、断食とか祈りを通じて波動が高まるという言い方をしています。バイブレーションが高まる。私自身食べなくなり始めて、準備食ぐらいになってきたときに、波動自体が上がってくるのを感じました。振動がすごくピュアになる分、繊細な振動になってくるのです。繊細な振動が高まっていくので、実際に生きとし生けるものの繊細な波動をキャッチしやすくなる。だから、植物たちが生き生きしていることも感じられるし、人のエネルギー状態もわかる。考えてみると、意識は別名「色(しき)」という言い方もするし、そこも日本語的には何かあるんじゃないかと言われていますけれど、実際に意識には色があると思うのです。

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 さらに、4日目に本断食がいよいよ始まって、すまし汁という昆布の汁だけになるわけです。そうなってくると、体と意識が何か高まっているのを感じるのです。霊的な姿勢が変わった。断食中にみんなで伊勢神宮に正式参拝に行った際、柏手を打って祝詞をあげている時に、全部が光っている感じがした。

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 ・・・断食は心を洗う行為で、霊性を磨く行為であるということは、リーディングに書かれているとおりなのです。