周波数を合わせる

ほら起きて! 目醒まし時計が鳴ってるよ

 天使やガイドとつながる方法が書いてありました。ヘミシンクセミナーでも同様のことをお伝えしていますが、わかりやすく説明してくれてました。

 

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 ハイヤーセルフや他の高次の存在とチューニングする方法を試してみましょう。

 チューニングというのはラジオ番組を聴くように、周波数を合わせることです。周波数を合わせて、ハイヤーセルフの声を聴きます。それには、しっかりグラウンディングをし、統合によってあなた自身の周波数を上げていくことが大切です。周波数を上げれば上げるほど、「すべて」とのつながりを思い出していくことになりますから。

 その上で大事なことは、イメージすることです。

 イメージは、自分と、目に見えない世界との橋渡しの役割を果たします。ガイドや天使とつながりたいと思ったら、「私には天使なんて視えない……」と頭から否定せずに、あなたなりのイメージで、天使をイメージしてみることです。

 そして軽く目を閉じ、深呼吸して、リラックスし、安定したエネルギーの中で、大天使ミカエルに呼びかけ、守護を求めます。シンプルに、守護天使に自分のところへ来てくれるように呼びかけます。目の前に光り輝く美しい天使が立っているのをイメージしてみましょう。それから簡単に挨拶をし、彼らに聞いてみたいことを何でも聞いてみます。ポイントは、視よう、聴こうと一生懸命にならず、自問自答するような感覚で行うことです。

「天使だったらなんて言うだろう?自分のガイドだったらなんて答えるだろう?」

 と想像してみます。その想像は、独り言だ、全部自分で作ってるんだと思いながらでもかまいません。実際、自分で作っています。でも、それを続けていくと、「あれ、これは自分で作ったんじゃない」とハッとする瞬間がやってきます。初めは自分が勝手に答えている感じだったのが、しばらくすると、自分では答えられない流れに変わり、これは彼らとのコミュニケーションが確かに行われているのだと思わざるを得ない展開になってくるのです。

 サイキックな感性(霊能力)を拓くためのワークショップで、生徒さんたちにそれを指導していると、視よう視よう、聴こう聴こうと必死になる方が多く見受けられます。でもこうした感性はある程度受動的な能力ですので、視ようとする意図は大切ですが、あとは、入ってくるものを受けとめるという姿勢が大事です。そのためには集中力が必要ですが、それには、いかにリラックスできるかが大切な鍵になります。

 つまり、自然体です。

 自然体でいるためには「疑いを手放す」ことが重要です。意識を天使やガイドに向けながら自然体でいると、今ある自我の自分を超えて、その先の高次の自己につながっていくようになります。そうすると自分ではわからないと思い込んでいたことがわかるようになり、感じられるようになってきます。ところが疑っていると、「どうせ自分の作り出したものだ……」と、せっかくの彼らからのメッセージを否定することになります。だから疑いは一旦わきに置いてほしいのです。検閲は「あとで」いくらでもできますから。