正観さんの本

淡々と生きる

小林正観さんの本、久しぶりに読みました。

また印象に残ったところを書き留めておきます。

ここはスプーン曲げについて。方位とかも関係あったとは、びっくりでした。

そして「リラックス」というKeywordは、ガイドラインhttps://www.aqu-aca.com/seminar/guidelines/に参加したときに度々出てきたなと思い出しました。

 

P22

 四十年ほど前に大学に入って超常現象の研究を始めたとき、スプーン曲げが流行っていました。そこでわれわれもスプーン曲げを毎日のようにやりました。私自身もこれまでに千本ぐらい曲げてきましたが、それぐらいやると、ちょっとした傾向のようなものがわかります。たとえば、身体を東西に向けるよりも、南北に向けている方が曲がりやすい。南より北に向けている方が曲がりやすいとわかってきました。興味が湧いて、礼文島とか稚内とか北の方でスプーンを曲げたらどうかと実行してみると、北の方が曲がりやすいことがわかった。南の方が曲がりにくい。さらに景色の良し悪しも関係していた。美しい風景の中で曲げようとすると、とてもよく曲がる。・・・不快な風景の中だと、北でも、曲がりにくい。南でも、心地よい風景なら、とても曲がりやすいことがわかった。つまり実験を重ねると、曲がり方にはある傾向があることがわかった。

 そうなると、傾向だけではなく、「絶対にこうである」という条件がわかりたくなるものです。するとわかったことがひとつありました。

 何がわかったか。

 イライラしていると、曲がらない。穏やかで、にこやかで、リラックスして、楽しくて、幸せだ、という気持ちのときに曲げようとすると、たいへんよく曲がる、という事実です。これは大きな発見です。超能力とはリラックスなのです。超能力とは喜びなのです。超能力とは幸せ感である、とわかりました。

 ・・・

 超能力とは、リラックスして、楽しんで、幸せで、という状態で生まれます。その中でも、ものすごく大きな力を持っているのが、「ありがとう」という感謝の心です。リラックスして、楽しんで、喜んで、感謝するという状態でものごとに対すれば、どうやら人間の脳と宇宙とがつながるらしいのです。・・・

 ・・・自分の超能力を使うために絶対必要なことは、気合いと根性を入れないこと。別の言葉でいうと、「淡々と生きる」ことです。「なんとかするぞ」と思った瞬間から、なんともならなくなってしまいます。