手放しの法則

成功する人は、なぜ宇宙を語るのか。

宇宙からの支援を受けやすい在り方、そういう姿勢の方を見ると、あ、これはマネせねば♪と思います。

ただガイドさんから以前「そこに生きているだけで宇宙の役に立っている」とも言われたな~と思い出しました。

 

P180

 陰徳を積む、すなわち「目立つことなく良い行いを積み重ねる」ことは、宇宙からの支援を得られる最大の近道です。大なり小なり黙って社会貢献すれば、それだけ宇宙にある個人の「宇宙貢献口座」が貯まります。皆、この口座を持っています。

 うまくいっているなあ、いいなあと感じるような人は、おそらくこの口座が一杯の人。奉仕とか利他とか寄付とか、誰かを助ける行動は口座が貯まるチャンス。

 この陰徳、実は「手放しの法則」という宇宙方程式の仲間です。

 手は2本しかありませんし、両手に何かを握る限り、新しいものは握れません。

 新しいものを握りたければ、今握っているものを手放すこと。すると、それまでとは違うものが自分の手の中に入ってきます。何かを得たければ、何かを手放すこと。・・・

 誰かに何かをしてあげる、つまり助けるとか貢献するという視点で見ると、何かをしてあげた相手からの、その後のリターンを期待するのは野暮です。

 ・・・

 しかし宇宙はそのお助け行動を全部知っています。私たちを見守っています。

 あなたが別のときに何かで困ったら、どこからともなくヘルプされるような仕組みを用意しています。しかもそのときにあなたをヘルプするのは、かつてあなたが助けた相手ではなく、まったく別の誰か。思いがけない相手かもしれません。

 これが「恩送り」という仕組みです。

 恩は返してもらうのではなく、世の中でグルグル回すもの。

 ・・・

 先のどこかで自分が助けられたら、ひょっとしたらあのときの、なんて思い出すこともあるでしょうし、そういう仕組みがあるってことだけ、知っておくと楽ですよ。