会うと何日か幸せな気分がつづくって、ステキです（＾＾）
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タイトル戦の控室で見かける羽生は至ってリラックスしている。関係者同士で繰り広げられるヘボ将棋を実に愉快そうにケラケラ笑いながら眺めたりしている。そんな時、控室はぱっと花が咲いたように明るくなる。羽生の明るさは本人だけではなく、周りの人間も照らし出してしまうような明るさである。羽生と直接話をした私の友人は、それだけで二、三日は気分がハイになったと言っていたが、羽生との付き合いは長いはずの私でも全く同じで、何日間かは幸せな気分が続く、そんなエネルギーを羽生は確かに持っている。
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「・・・勝手知ったる道を行くことはもちろんできるわけですが、そうではなくて可能性を広げていくほうの道を選んでいきたいという気持はずっとあります。それを選んでうまくいかない場合はもちろんある。ただ、長い目でみると、瞬間的な損得勘定ではない選択が、多分いい方向なのだろうと思っています。・・・」
