ネガティブな感情の扱い方、認めてあげることが大事ですよ、と言われても難しいという人が多いかと思いますが、この説明とやり方はとてもわかりやすかったです。
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「嫌な感情」は、自分の中に住む「他人」(ヤンキー生徒)だととらえます。
自分の感情を「他人」だととらえると、客観視しやすくなります。
それに、ヤンキー生徒は認めてもらえないから悪さをするんですが、認めてくれる先生の前では、とてもエネルギッシュないい生徒に変わったりする。感情も一緒です。
怒り、不安、恐れ、嫉妬などのネガティブな嫌な感情は、あっていいんです。
ただ、その感情の居場所をつくってあげればいいだけ。
では具体的にどうするか。感情が存在する部位を特定して、名前をつけてあげます。
感情は体の感覚とリンクしているので、まずは、「この嫌な感情は、体のどこで感じているだろう?」と自分に問うてみます。
◎責任を負いすぎていることからくる苦しみは「肩の荷が重い」と言われるように肩にあらわれることが多い
◎言いたいことが言えずに感情を抑圧しているときはのどに
◎「胸にぽっかり穴があく」というように、愛情の欠乏や孤独感や自己嫌悪は胸に
◎やりたくないことを我慢しているストレスは胃に(胃に穴があくというように)
◎不安や恐怖や怒りは下腹にある場合が多い
体の部位を特定できたら、次に、そこに、かわいい名前をつけてあげます。
これにより、感情と自分を切り離し、より客観的に感情と接することができるようになります。
たとえば、ある人から批判されて、モヤモヤしていたときに、僕がどうしたか。
まず、モヤモヤを感じている部位を特定します。そのときは下腹にあるように感じたんで、その下腹のモヤモヤ感に「パピーちゃん」という名前をつけてあげました。そして仲のいい友だちに寄り添うように、パピーちゃんを感じてあげるんです。
そのときは3分くらい感じていたら、ふっとモヤモヤした感じがあったかくなったのを感じました。
嫌な感情は否定せずによりそってあげると、ポッとあたたかくなるのです。
これは、不思議なんですが、ぜひ試してみてください。
モヤモヤした部分に、手で「よしよし」をしてあげるのも、とってもいいです。
ところで明日はブログお休みします。
またあさって再開します。
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