嫌な感情の扱い方

あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。 1秒でこの世界が変わる70の答え

ネガティブな感情の扱い方、認めてあげることが大事ですよ、と言われても難しいという人が多いかと思いますが、この説明とやり方はとてもわかりやすかったです。

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「嫌な感情」は、自分の中に住む「他人」(ヤンキー生徒)だととらえます。
 自分の感情を「他人」だととらえると、客観視しやすくなります。
 それに、ヤンキー生徒は認めてもらえないから悪さをするんですが、認めてくれる先生の前では、とてもエネルギッシュないい生徒に変わったりする。感情も一緒です。
 怒り、不安、恐れ、嫉妬などのネガティブな嫌な感情は、あっていいんです。
 ただ、その感情の居場所をつくってあげればいいだけ。
 では具体的にどうするか。感情が存在する部位を特定して、名前をつけてあげます。
 感情は体の感覚とリンクしているので、まずは、「この嫌な感情は、体のどこで感じているだろう?」と自分に問うてみます。

◎責任を負いすぎていることからくる苦しみは「肩の荷が重い」と言われるように肩にあらわれることが多い
◎言いたいことが言えずに感情を抑圧しているときはのどに
◎「胸にぽっかり穴があく」というように、愛情の欠乏や孤独感や自己嫌悪は胸に
◎やりたくないことを我慢しているストレスは胃に(胃に穴があくというように)
◎不安や恐怖や怒りは下腹にある場合が多い

 体の部位を特定できたら、次に、そこに、かわいい名前をつけてあげます。
 これにより、感情と自分を切り離し、より客観的に感情と接することができるようになります。
 たとえば、ある人から批判されて、モヤモヤしていたときに、僕がどうしたか。
 まず、モヤモヤを感じている部位を特定します。そのときは下腹にあるように感じたんで、その下腹のモヤモヤ感に「パピーちゃん」という名前をつけてあげました。そして仲のいい友だちに寄り添うように、パピーちゃんを感じてあげるんです。
 そのときは3分くらい感じていたら、ふっとモヤモヤした感じがあったかくなったのを感じました。
 嫌な感情は否定せずによりそってあげると、ポッとあたたかくなるのです。
 これは、不思議なんですが、ぜひ試してみてください。
 モヤモヤした部分に、手で「よしよし」をしてあげるのも、とってもいいです。

 ところで明日はブログお休みします。
 またあさって再開します。
 いつも見てくださってありがとうございます(*^_^*)