外国で生きてる方々の話

ブログ再開です(^^♪

日本を飛び出して世界で見つけた僕らが本当にやりたかったこと

「日本を飛び出して世界で見つけた僕らが本当にやりたかったこと」という本を読みました。
 いろんな生き方があるなーと、興味深かったです。
 こちらはバルセロナで居酒屋を経営している村上隆二さんのお話です。

P41
 語学を学んでから何かを始める、という人とはプライオリティが違うんだと、村上は語る。"やりたい時がやる時"だから、常に今、動くしかない。語学も商売も常にそう考えてやってきた。
バルセロナに10年も住んでいるのに、ここまでスペイン語が話せない日本人はいない、って有名だな。語学はね、当然できた方がいいと思う。でも、できないからっていうのを理由にして何も進めないっていうのは逃げだよね。それは嘘だもの。語学ができなくても進められるから。俺がその証拠」

P44
 勤めていた伊勢丹を半年で辞め、その後足掛け3年にも及ぶ放浪の生活を選んだのは23歳の時だ。中国から香港に入り、ベトナムカンボジア、タイ、インド、ネパール、チベット……。インドではヨガの行者の村を訪れ、半裸で行者との生活を続けた。
「結局、世界を知りたかったってことなんだよね。正確には"いかに自分が世界を知らないかということ"を知りたかった。だからできるだけ違う世界を身体で体験してみたかった」
 ・・・学歴や経歴、旅の姿勢に至るまで、村上は虚飾を極端に嫌う。村上にとって「生きる」とは世界を知ること、そして自分の求める本質からぶれないこと。