みんなに頼る

夢をかなえるために、私がやってきた5つのこと

これも大事ですね〜(^^)

P70
『REON!!』コンサートを機に、私は立派なトップを目指すのを、きっぱりとやめました。
 カリスマ性がなくてもいい。立派に振る舞うよりも、下級生としゃべりたいし、みんなの前でも甘えたい……。
 大ピンチのときにも「平気だよ」と平然としてみせるのではなく、みんなに頼るなど、心を開くようにしました。
 すると、上級生や先輩方もそれまで以上に私を助け、親身に支えてくれるようになりました。
 近寄ってこなかった下級生たちも、肩をもみにきてくれたり、舞台袖でスタンバイする少しの合間にも小ネタで笑わせてくれたり……。
 笑いのあるところには良いものが寄ってくるようで、舞台の出来も、ピリピリと張り詰めていたときより、みんなが笑い合いながらやったときのほうが断然よくなるのです。
 私が自分をオープンにして、一人ひとりを大切に思うことで組子も私を受け入れてくれて、次第に心が通じ合っていきました。
 カッコよくなりたい、立派な人になりたいと自分で勝手に思っているうちは、周囲に敬遠されるだけですね。
 大きな願いは心で思うだけでなく、落ち着いて自分を見つめ、目の前にある小さなことを積み重ねた結果、あとからかなうものでした。

P109
ある日、あの場面について徹底的にレッスンしなければと思いながら稽古場に行ったとき、下の子たちがすでに下級生を集めてその場面の稽古をしていました。その様子を見たとき、心から感動したことを今でも覚えています。
 誰かひとりが全員を強引に引っ張るだけでは誰もついてこない。
 それぞれが責任を持って役割を果たすことで、チーム力が高まるのだなと感じました。