感情を味わってあげる

受け入れの法則

怒りや悲しみの感情をそのまま味わってあげること、やり方はちょっと違いますが、心を開いて愛の源につながる(旧名オープンユアハート)コースでは、同じことをします(^^)
次の開催予定が来年の3月と間が空いてしまうので、11月26日に追加開催されることになりました。
よかったらぜひご参加ください♪
お申し込みはこちらです→http://www.aqu-aca.com/seminar/openyourheart/

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亜希子 あの、私はずっと「自分を見つめて好きになっていく」ということに取り組んできたわけですけど、その一番のコツかなって思うのは、怒りだったり悲しみだったり、何か自分の嫌な感情や感覚が出てきたときに、それをそのまま、「ああ、自分はまだこんなに怒りを持ってたんだな」って、ちゃんと味わってあげることなんです。
 相手の言動に怒ってひどいことを言ってしまったときも、それは実は相手のせいというより、「自分の奥にあるもの」が反応して、表面に浮かび上がってきただけなのよね。
 たとえば、誰かから悪口を言われて落ち込んだとしたら、その悪口によって、単に心にため込んだ自信のなさや自己卑下が刺激されて、表面化しただけなんですよね。自信があって自己評価が高ければ、どんなに悪口を言われても平気なんです。
 そんなときにはね、「ああ、またこんなことをしてしまった。自分はダメだ」って断罪しないで、「あ、まだあったのね」ってただそのことを受け入れるの。そうしていくと、その「自分の奥にあったもの」がだんだん消えていきます。

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まほ 感じるようになるために、自分たちがやってみて一番早かったのが、やっぱりワクワクに従うことだったんですよね。
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 それを続けていると、人生にときめきが増えるだけじゃなく、感覚全体が自然に開いていくんですよ。
 すると、どうなるかと言うと―、今度は自分が見てこなかった自分の感情を全部、見ることになります(笑)。ポジティブなものも、ネガティブなものも。だから、そのプロセスでは結構、つらいときもあります(笑)。・・・「かえって、人生、大変になっちゃった」っていうくらい、奥のほうにあった感情が吹き出してきたり、自分が見つめてこなかった問題が出てきたり、これまで普通に行っていた仕事に急に行きたくなくなっちゃったりといったことが起きてくるんです。
 それは、「自分が本当に望んでいること」が出てきちゃうからなんですよね。でも、そのすべてを感じていくと、トンネルを抜けて次の段階に上がっていく。

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なほ ワクワクがテーマのセミナーをしていると、「私、ワクワクをずっとやってるんですけど、これで合っていますよね?」とか「私のワクワクって何だと思いますか?」って聞かれることがあるんです。でも、実はワクワクって、ときめきだけじゃないんです。「感情が湧く」という意味の「湧く湧く」なんです。水が湧くように、自分の中から自然に湧き上がってくるものってこと。だから、怒りも「湧く湧く」なんですよ。
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亜希子 感情はエネルギーですものね。自分に不必要なエネルギーを出してしまえば、その奥にあるワクワク感が自然に出てくる。
 泣くのも、とても大切ね。涙は止めちゃダメ。あるものは出していかないと。

なほ 人って、案外、人生を思いきり生きてないものだから、思いきり泣いたり笑ったり、思いきり何かすると突破口になりますよね。