体の中にいるのは貴重なこと

受け入れの法則

この狭い体の中にいるのは、とっても貴重なことだそうです(^^)

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まほ ・・・完全に体から意識が抜けていく体験でした。
 感覚で言うと、たとえば、この広い部屋いっぱいにふわふわの真綿が充満しているとします。それを全部、ものすごく小さい筒にぎゅうぎゅうに入れる、それが体に魂が入っている状態です。魂が抜けるときは、その筒から一気にポーンッて、栓を抜く感じなんです。するとまた、真綿が元の大きさにブワッと戻る。「うわー、すっごいちっちゃい中に入ってた」という感じ(笑)。・・・
 抜けていくときは「あー、ヤバい、ヤバい」って思うんです。というのは、魂の経験からすると、「肉体から抜けている状態」のほうが時間としてずっと長いんですよ。肉体の中にいるときのほうが本当に短くて、貴重。「なのに、なんでわざわざ抜けちゃったんだろう!」って抜けながら後悔しちゃうんです。「だから、抜けちゃダメって、あんなに言ったのに」みたいな。
 体から抜けて、そっちの意識になったら、絶対、全員すぐ思い出しますよ。「あっ、これかー。ああ、この世界、知ってる」って(笑)。
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 ・・・待って待って、やっと1年だけ筒(肉体)に入る機会を与えられたのに、出ちゃったよぉ……みたいな感じなんです。だから、出ちゃったときに「こっちじゃないじゃなーい!大事だったのは、筒の中にいるときのほうだったよぉ」って。
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 私も、向こうのほうが有り難いと思っていたんですよ。でも、みんな、出たら絶対思うと思います。「大事に生きよう。こんな貴重なチャンス、大事にしなくちゃ」って。