この本もおもしろかったです

須藤元気さんの「やりたい事をすべてやる方法」、この本にも、昨日までご紹介していた本に関連するようなことが書いてありました。
やりたい事をすべてやる方法

P51
・・・僕は格闘家のころ、入場パフォーマンスをしたりトリッキーな戦い方をしたりしてきた。
 その理由というのも、昔はヘビー級しかなかったような格闘界のなかで、それほど大きくないこの体型でどうやって戦おうか考えてきた結果である。もし僕がヘビー級の体格で身体も強くてイケメンだったら余計なことは考えていなかったと思う。
 しかし、だからといって、その場合にいまの自分より満足できる生き方ができたかというと、それは別問題なのだ。
 自分が不利な場合、「足りないところがあったら、それを逆手に取って考える」という発想でやるとうまくいく。
 足りないからこそ考えて、そこから新しいモノができる。もともといろいろ備わっている人というのは少ないはずだ。世のなかの大半の人は何かしら足りない部分があるのだと思う。
 その欠落している部分こそが、人間の美しさなのだ。この世に完璧なものなどないのだから。

この本には、WORLD ORDERができるまでの経緯も書いてあって、色々おもしろかったです。