ちょっとイメージしやすい話

わかっちゃった人たち 悟りについて普通の7人が語ったこと

こんな話も載っていました。

P116
・・・自分のことを海を泳いでいる魚だと考えてください。あなたは綺麗な銀色の魚で、水色のエーテルの海の中に浮かんでいます。あなたには目、エラ、ヒレがあって、水の中で呼吸しています。あなたは魚です。ここでちょっとのあいだ、自分は魚ではなく、じつは魚が浮かんでいる海なんだと想像してみてください。自分は海の中にあるものすべてを生じさせているエーテルだと考えるんです。海は、自分の中の生き物をすべて平等に扱います。サメとクラゲとタコとで違った扱いをしたりはしません。善人も悪役もありません。生き物をすべて平等に支えます。海はまったく差別をしません。裁いたりしませんし、海の生き物を批判したりしないんです。どんな生き物も平等に支えます。クラゲは、サメやタイや海にいるほかのどんな生き物とも同じように支えられています。
 それは無なんですが、すべてでもあります。つまり、ただあるんです。「ある」なんです。それもひとつの表現方法です。海であって、魚ではない。「存在の海」としてあるということです。
 海になると何が起こると思いますか?あらゆることです。そして何も起こりません。

・・・禅問答みたいになってきますが、きっとそうなんだろうな〜・・・と思います。
そして、悟りってすごい高尚なこととかじゃなくて、あるときふと気づいちゃう感じなんだろうな〜・・・と思いました。