モーエンさんの体験談

純粋な無条件の愛―モンロー研究所のヘミシンク技術が可能にした死後探索〈3〉 (「死後探索」シリーズ)

少し前にご紹介した「死後探索3」
この本は、ブルース・モーエンさんの、エクスプロレーション27http://www.aqu-aca.com/seminar/exploration27/での体験が記録されています。
そしてメインテーマは表紙にもある「純粋な無条件の愛」です。
印象に残ったところを、いくつか書きとめておきたいと思います。
こちらは、モーエンさんのハートが、再び開いたときのことです。

P35
 私は半ば歩くように、半ば漂うようにして階下に行き、テープ後のデブリーフィング(事後ミーティング)に出たが、口をきくことができなかった。カーペット敷きの床に座りながら、私の心は子ども時代へと舞い戻っていた。自分がひとりぼっちで、舗装されていない土の道をとぼとぼと歩いているのが見えた。目の前に落ちている石を蹴飛ばし、泣きながら歩いていた。
・・・
 子どもだった私は、下を向いて歩きながら、自分が見たり感じたりできる唯一のものは、自分の胸の中心から外に向かって伸びているチューブだけだと自覚していた。そのチューブが、六歳の自分の世界に存在する、ほかのあらゆる者たちの感覚に、自分を接続しているのだ、とわかっていた。そういう者たちが、喜びや愛や怒り、痛みや憤怒を、私のハートにチューブを通じて送り込んでいるのだ。様々な感覚が容赦なく無秩序に襲いかかってきて、私はそれを理解することも、どうすることもできなかった。喜びと愛はとても素晴らしかったが、怒りと憤怒はあまりにも深い苦痛をもたらしたので、とても耐えきれなかった。生まれて六年間で試してきたことは何ひとつとして、この滅茶苦茶で無秩序な感覚の寄せ集めを理解する役には立ってくれなかった。
 もし生き延びたかったら、心に流れ込んでくるこの混乱と苦痛を止めなくてはならない、と私は自覚した。愛と喜びは、苦しんでまで得る価値はない、と私は判断した。私はすばやい動きで見えない小さな両手を伸ばし、右手でチューブをつかむと、ギュッとひねって感覚の流れを止めた。左手にママのハサミを持って、自分のハートと世界の結びつきを音もなく切断し、苦痛を終わらせた。その日から、私のハートに何も流れ込まなくなり、ハートから何も流れ出さなくなったのだった。愛も喜びも、怒りもみじめさも苦痛も、みな同じ、鈍く生気のない灰色にしか感じられなくなってしまった。
・・・確かに、何かが起こった。あの幼い少年のハートは、四一年間もの年月、何も感じずに過ごしたすえに、今、世界と再接続されたのだ。
・・・感謝を伝えようとしたが、言葉は出てこなかった。ただ喜びの涙だけがあふれた。

ハートを閉ざす、開く感覚が、ものすごくリアルに伝わってきました(/_;)