昏睡状態にある著者が、向こうの世界で、ガイド的な存在と出会った時の描写です。
P57
・・・やがて、自分は一人でそこにいるのではないことに気がついた。
そばにだれかがいるのがわかった。隣を見ると、それは深いブルーの目をした頬骨の高い、美しい女性だった。・・・
・・・目には、わずかなあいだ目を合わせただけでそれまでにあったことを忘れ、生きている喜びを感じさせられる力があった。ロマンチックな眼差しでも友情の眼差しでもなく、地上で知られている愛のかたちを超えた目、そうした愛をすべて包み込みそれを超えたところにある、清らかな目だった。
女の人は言葉を介さずに私に語りかけてきた。メッセージはそよ風が吹き抜けるようにして伝わり、真実を伝えていることが瞬時にわかった。・・・
メッセージは三つの部分で構成されていた。それを地上の言葉で言い換えれば、このようになる。
「あなたは永遠に、深く愛されています」
「恐れるようなことは何もありません」
「あなたのすることには、ひとつも間違いはありません」
それを聞き、たとえようのない安心感が嵐のように渦を巻いて押し寄せてきた。生まれ落ちたときから取り組み続けていたよくわからないゲームのルールを、初めて教えてもらえたかのようだった。
そしてこの女性の正体が・・・というのはネタバレになってしまうので、そこは引用しません(笑)
この本の帯には、「かいまみた死後の世界」で有名なレイモンド・ムーディ博士のコメントも載っていて
「・・・40年あまりに私が耳にした例の中で、最も驚異的な話だ。圧倒的に貴重な体験談であり・・・」
と書かれていて、ほんとにその通り、みんなに配って歩きたい!と思ってしまいました(^^)
以前感動してご紹介した「喜びから人生を生きる!」と共に、今年読んだ本のベストです♪