つづき2

今、生きる秘訣―横尾忠則対話集 (知恵の森文庫)
木村裕昭さんとの対話には、こんなセリフがありました。
医学博士で、心身一如の医学をさらに進め、創造健康学を提唱した方だそうです。
だいぶ長くなりますが(^^;自分のための覚書に書き留めておきたいと思います。

P69
その人がものを判断する、見る、とくに興味を持って見る、あるいは興味を持たないから見えても見えないのは、これは全部潜在意識のコントロールだからです。だから、特にその人の性格とか、その人固有のものの見方、考え方、これはすべて潜在意識がもう表に出て活動している証拠です。
(中略)変わろうという意識が働いている間は変わらないということ、ここに謎があるんです。
(中略)自分自身の心をずうっと探り当てていくと、その心はどこから発生しているかということがよくわかってくるわけですね。自分の一生の経験からくる場合もありますし、過去生の経験によって動かされている想念もあります。
そういう原因がはっきりしていると、これは自分のもんではないということに気がつくわけ。後から、客観情勢とか環境によってやむなくついてきた癖なんだと。そうなると性格というものは心の癖なんです。人間はなかなか癖から離脱できない。だから、癖を変えようというのは、これは大変ですわ。
新しい癖をつけたら、古い癖は勝手に消えていきよる。きわめて簡単なことやと思います。
(中略)そうすると、自分の癖を変えるんじゃなしに、見つめることができるわけです。見つめただけで癖は消えていくんです。だから、癖を変えようと思ってる人は癖を知らないし、見つめてない証拠です。ただ、感じとして嫌な感じがするだけなんです。もっとはっきり、自分の癖がいずこから来て、どのように自分の心に癖が定着したかということを、じいーっと見つめただけで、癖は尻尾を巻いて逃げていくもんです。

・・・と簡単におっしゃいますが・・・とも思ってしまいますが(苦笑)ほんとにその通りだと思います。
ヘミシンクを使えば、もう少し楽に潜在意識の浄化ができますが、それでもモンローさんも毎日浄化のエクササイズをしていたというくらい、潜在意識は果てしないです(^^;