つづき5

今、生きる秘訣―横尾忠則対話集 (知恵の森文庫)

ヨガを続けていたら発電を起こして尾骶骨が焦げてしまった(!)という山手国弘さんのお話です。

P221
そうして考えてみますと、カルマというのは、実は偏りですね。
(中略)本来宇宙は、宇宙エネルギーであり、宇宙意識であり、宇宙生命力であるブラフマンだけですから。ブラフマン一元論でみると、ブラフマンそのものは、偏りも何もないですね。本来あるがままです。そこに現象の生じたこと自体が、偏りではなかったろうかと思うんです。
(中略)人間いろんなことをカルマでやっていますけれども、突き詰めてみると、二つしかないのがわかるんです。一つは包むということ、一つはつなぐということですね。これが原理としてあるわけです。それが積み重なって人間のすべての行為とか、社会になっていることを、だんだん感じ始めたんです。
(中略)“人間は、もともとブラフマンである”ということに、あるとき気づいたわけですね。
(中略)ということは、人間の体というのは、医学でいうそんなちゃちなものじゃない、と思ったんです。宇宙体だと思ったんですね。
(中略)自分は本当は何物であるかということを、本当は知ってた、誰でも。今我々が深い宇宙意識で、周りや自分を眺めているときには、それを再認識している。
(中略)我々は記憶喪失をしているブラフマンであるという答えなんです。

このあたりのことは、スターラインズ2を受講中ずっと頭にあって(こんな難しいことまで考えてなかったですけども^^;)、「我々は記憶喪失をしているブラフマンである」らしい・・・そして元々知ってたことを思い出すだけでいいらしい・・・
今もうっすら遠くにそんな感覚がありますが、だいぶ遠いです(笑)
夏にスターラインズ2を再受講するので、もう一歩、思い出したいと思っています。