捨てる加速がつく方法

1週間で8割捨てる技術

 15分で27個捨てる方法、実際やってみました。

 使いそうもない試供品など、手放してちょっとスッキリ・・・確かにこれは加速つきそうです。

 

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 私はさまざまな捨て方を試行錯誤するうちに、私たちの所持品にもパレートの法則が働いていると思うようになりました。

 パレートの法則は、「物事の結果の8割は2割の原因から生じる」と考える経験の法則です。たとえば、起業では顧客の20%が売り上げの80%を生み出している、作家の20%がベストセラーの80%を書いている、といった事例もあり、物事の重要な8割はたった2割が握っていると捉えることもあるようです。

 あくまでも法則にすぎませんが、私たちの所持品にもあてはまりそうです。・・・

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 ここまで読んで、今すぐ何かを捨てたくて、うずうずしている方にとっておきの方法をお教えします。どんな人でもこれなら、絶対に捨てられる方法です。

 まずは片手にゴミ袋を持って、早速捨てていきましょう。

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 細かいことは考えなくて大丈夫です。部屋を見渡せば、すぐに捨てられるものはたくさんあるはずですから。

 アメリカの「FlyLady,net」という無料のお片づけお助けサイトの方法を参考に、私が片づけに利用していた「15分で27個捨てる方法」を紹介します。

 やり方はこんな感じです。

 

1 タイマーを15分にセット

2 ゴミ袋をつかむ

3 タイマーをスタート

4 家中を走り回って、捨てるものをゴミ袋に放り込む

5 27個集まったら、袋ごと、ゴミ箱に捨てる

 

 これは「捨てる」加速がつく方法です。・・・

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「27個捨てる方法」で手が止まってしまう人は、簡単なモノを捨てて、経験値を高めるのがいいと思います。

 どんなに捨てるのが苦手な人でも、必ず捨てられるものがあります。・・・

 

1|明らかなゴミ

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2|期限切れのモノ

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 賞味期限があるのは食品だけではありません。薬や化粧品もそうです。・・・

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 期限切れという意味では、期限の切れた保証書、割引券、クーポンも捨てられますよね。今は使っていない家電のマニュアルもお忘れなく。

 

3|サンプル、無料のモノ

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 身の回りを見てみると、思いのほか、「無料でもらったもの」にあふれています。

 こうしたモノは、なんとなくそのへんに転がっていることが多いはずです。人は基本的に、無料でもらったモノは大事にしません。そもそも、自分が気に入ってお金を出して買ったものですら持て余しているのですから。

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4|空き箱、空き瓶、空き缶、空き袋

 この手のモノは、中身はとっくの昔に使ってしまったのに「何かに使えるかも」と思って保存しがち。ですが、・・・そもそも、パッケージがほしくて買ったわけではないのだ、ということです。

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 明確な使い道があり、3ヵ月以内に使う見込みがなければ捨てましょう。

 

5|壊れているもの

 

6|ダブっているもの

 同じものが2つ以上あったら、使いやすいほう、好きなほうを残して、後は捨てましょう。