やりたくないことをやらなくていいってすごく大事、と思いつつ読みました。
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私にとっての幸せは、「苦なく生きること」。良いことがたくさんあってハッピーである必要はなくて、いかに苦を減らしていくかを常に考えている。どういう状態が苦のない生活かを自分なりに考えたときに、「やりたくないことをやらなくていい」ことが私にとっての幸せだという答えが、いつも出てくる。そのほうが楽だからだ。
苦しくて不幸そうな顔をしていたら、どんどん人は周りから去っていく。私は人と関わるのが嫌いなのだが、同時に、ひとりでは生きていけないとわかっているので、常に助けてくれる誰かを求めているし、誰かに必ず居てもらわなくてはならない。そのとき、とりあえずニコニコしていたほうが拾ってもらいやすいことは、31年の人生で実証済みだ。
苦なく生きられたら、自然とニコニコしていられる。自分が笑顔で過ごすためには、できないことや嫌いなことは人に任せればいいと考えているし、実際それを徹底している。何が自分にとって苦なのかを考え、それを片っ端から排除している。
人に任せるにはどうすればいいかと言えば、相手に嫌われないことと、相手から何かしてあげたいと思われる人間であること。それが一番手っ取り早い。だから、やっぱりニコニコしていたほうがいい。
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「できないことはやらない」と断言しているため、「努力」という言葉とは無縁のように見えるかもしれないが、実は、人に助けてもらうための努力は結構している。「普段は何もしていませーん」とほざいていられるのは、実は、そういう努力の賜物なのだ。