現実とは

ET地球大作戦 (TEN BOOKS)

 本の最初に「銀河ニューカレッジ辞典」と題して、知性とは、真実とは、など用語説明があります。メッセージを伝える前に、まず言葉の定義をし直さないと伝えたいことが伝わらないとのことで(;^_^A

 たとえばこちらは「現実」についての説明です。

 

P46

 これは定義がきわめて困難な言葉である。というのは、実際にそのようなものは存在しないからである。我々が言わんとしている意味は、ひとつの現実などというものはどこにもないということである。この惑星にはそこに住んでいる人々と同じ数の現実が存在している。・・・

 諸君が生きている現実とは、諸君の注意がたまたまどこに向けられているかを視覚的聴覚的に示しているだけのものである。宇宙は諸君がそれぞれ好きなものに注意を向けていると仮定し、いくらでもそれを現実として快く提供してくれる。・・・

 ・・・

 諸君は自分自身の創造力をまだ理解しておらず、また自己存在の本質を理解していないため、肯定に注意を向ける代わりにいつも否定に注意を集中している。・・・諸君のなかには、現実を変えるための道具として肯定の技術を使っている者もいるが、顔が真っ青になるほど肯定の言葉を繰り返しているのにうまくいかないこともあるかもしれない。諸君が肯定することを現実化するには、諸君の注意力と諸君自身の存在認識がそれにふさわしいものに変わらなければならない。そうでないかぎり宇宙としては、諸君が隠しもっている真実の願望をかなえるしかないのである。諸君自身の注意力および存在認識が諸君の世界の創造において果たしている役割を理解するまでは、諸君の肯定的あり方の効果は現れることもあり、現れないこともある。その結果、諸君はどうなっているんだと不思議に思いつづけることになるだろう。

 今こそ諸君のもっている能力を賢明に行使し、本来の諸君にふさわしい現実を創造する時である。・・・自分自身が何に焦点を合わせるのかによって、諸君の現実認識の変化を宇宙に伝えればいい。また、行動の変化によって自己の存在認識を宇宙に投影するのである。・・・