ゆるゆると

壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方

いろんな方の逸話が載っている本、そういう姿勢もありだな~と視野が広がっておもしろかったです。

こちらはゆるいお話二つ。

 

P75

 おヒョイさんこと藤村俊二のエピソードです。57歳の時、生まれて初めて受けた人間ドックで初期の胃ガンが見つかります。でも、「胃ガンで入院なんて、自分のキャラに合わない」と、周りには「ちょっと海外ロケへ行ってくる」とうそぶいて、誰にも知られずに入院して治してしまったそうです。

 さて、手術も無事に終わったある日、愛煙家であるおヒョイさんは主治医から「今後、喫煙はやめるように」と厳命されてしまいます。

 

問題 主治医から大好きなタバコをやめるように言われた後に、おヒョイさんが取った、いかにも彼らしい、ゆるゆるの行動とは何だったでしょう?

答え タバコをやめて葉巻を吸い始めた

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 さすがおヒョイさん!禁煙の苦しみからもヒョイと逃げちゃった…。自分の欲求を満たし、医者にもウソをつく必要がない選択をするところがニクイ!このユーモアのセンスに、医者も笑って(あきれて?)許してくれたとか。彼は、「『規則を真面目に守りすぎない』が長生きのコツですね」とも、著書で語っています。

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 マスターズ陸上競技会で、100歳の時にやり投げと円盤投げで世界記録を作ったあるご長寿アスリートが、「練習を続ける秘訣」を聞かれた時の言葉。「続ける秘訣は、ちょっとごまかすこと。腕立てふせとか、しんどくなったら数をごまかす。ちゃんとやって嫌になるより、ごまかしても続けた方がいい」

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 一流の人のすごい考え方

 辛い時は、嫌になる前に適当にごまかそう。