死ぬ前に知っておきたいあの世の話

死ぬ前に知っておきたいあの世の話 ─ 死への不安を軽くする60のQ&A

坂本さんの新刊「死ぬ前に知っておきたいあの世の話」、さっそく読みました♪

「あの世はどういう世界なの?」
「死んだらお迎えが来るの?」
など、ヘミシンクをやってる方は様子がわかってるかなという質問から、
「あの世はどこにあるの?」
「神様はいるの?」
など、なんて答えてるんだろう…という難しそうな質問まで、
坂本さんらしく、とてもわかりやすい説明が並んでいました。

たとえば…
P210
Q60 ヘミシンクで行った世界が本当にあの世だとどうして言えるの?
 ヘミシンク体験だけでなく、体外離脱や臨死体験にも同様の疑問を持つのは当然のことだと思います。
 結論から言うと、客観的な事実として証明することは難しく、あくまでも体験した人の主観的な感想だということになります。
 モンロー研究所では、ライフラインという宿泊セミナーに参加すると救出活動を行います。プログラムが始まった当初(1990年代)は、救出した人についてのデータをできるだけ集めようとした時期がありました。
 救出した人の名前、死亡した年月、年齢、住んでいた住所、死因、家族の名前、社会保障番号など。そういったデータを集め、後で調査して実在したことが判明したら、あの世の実在の証拠になると考えたわけです。
 ところが、いくつかの問題が生じました。
 まず、名前と住んでいた場所ぐらいなら聞きだせても、それ以外の情報はなかなか聞きだせなかったということです。
 私見ですが、救出されるということは、低層界にいた人が多かったわけです。そういう状態にいる人はボーっとしていることが多く、頭が回らないという問題があり、この手の質問をしても思い出せない可能性が高いと思います。・・・
 さらに、ある程度情報を得た人について、その残された家族にコンタクトすると、とんでもないことになったということです。「なぜあなたたちがそんなことを知ってるのか、あなたたちは何者なんだ。放っておいてくれ!」という具合です。
 ということで、この試みは見事に失敗しました。
 ・・・
 ただ、そうではなく、もっと個人レベルで納得するような証拠なら、何度もあの世を訪れたり、救出活動をしていると得られることがあります。客観的な証拠にはなりませんが、本当だと思える体験をするのです。これはあくまでも主観的な体験です。
 たとえば・・・亡くなった夫しか暗証番号を知らないので、あの世で会って聞いてきたら、本当に合ってた、という体験です。
 このように本人にしか有効でない証拠なら、無数にあるでしょう。
 ・・・
 ヘミシンクの優れている点は、だれでもその気にさえなればあの世を体験できるという点です。
 ・・・臨死体験のように一生に一度あるかないかの体験というのとも違います。
 ヘミシンクを多くの方に聴いてもらい、あの世を体験してもらえればと思っています。