この説明もわかりやすかったです。
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みつろう ・・・そもそも、死んだ後に個人という意識はあるの?
僕の考えでは、もっと大きな意識に吸収されるから、「個人の意識」はなくなるんじゃないかと思ってるんだけど。「真の私」は死なないけど、「わたし(I)」は消える、みたいな。
BASHAR そうではありません。
自己という感覚がなくなったり、大きな意識に吸収されるのではなく、大きな意識が自分の一部になるのです。これについて、何を言いたいかを伝えるために質問させてください。
みつろう はい。
BASHAR あなたは、子供の頃の自分を覚えていますか?
みつろう はい。それはそれはとても、可愛いお子様でした。
BASHAR 子供だった頃のあなたは、今、大人としての自分の一部になっていますね?
もちろん、子供の頃とは違う自己像をもっていますが、子供のマインドはあなたの一部として残っているはずです。
「子供のバージョンの自分はなくなった」などとは言いませんよね?
子供時代のあなたは、大人の自分の一部になっただけです。失われたのではありません。・・・
あるいは夢を見ているとき、すごくリアルな夢で目が覚めたとします。
すると、目覚めた自分が「あ、今のは夢だったのか!」と思ったりします。
でも、あなたは夢の中身を覚えているから、それは、あなたの人生での経験の一部になるわけです。「死」とは、ある種、夢から覚めるような感じと同じです。
あるいは、一種、大人になるような感じです。つまり、「子供の頃の自分」、「夢の中の自分」は自分の一部だけれども、今や、あなたはそれ以上の何かになったのです。
ところで、しばらくパソコンから離れてしまうので、一週間ほどブログをお休みします。
いつも見てくださって、ありがとうございます(*^_^*)