いいな、と思って読んだところです。
「じゃりン子チエ」懐かしい〜(^^)
P148
マンガ『じゃりン子チエ』の中で、屋台のラーメン屋で小学生のチエちゃんがおばあちゃんにこんなことを言われるシーンがある。
「人間に一番悪いのは腹がへるのと寒いゆうことですわ」
「メシも食べんともの考えるとロクなこと想像しまへんのや。ノイローゼちゅうやつになるんですわ」
「ひもじい、寒い、もお死にたい、不幸はこの順番で来ますのや」
だから、不幸になりたくなければ、とりあえず何か温かいものを食べなはれ、とおばあちゃんは言うのだ。
人間が何を考えるかとか、幸福を感じるかどうかって、一見高度で精神的な問題に思えるけど、実は「寒くない」とか「お腹が空いていない」とか、そうした身体的で動物的な条件に左右されていることが多い。