多くの本に「ありのままの自分を受け入れること」が大事だと書かれていますが、私がそうなるには時間や経験が結構必要でした(^_^;)
この本には「自分らしくあること」について、こんな風に書かれています。
P100
研究をはじめるまえ、私は、人は二種類に分けられると思っていました。「本当の自分を出している人」と、「嘘の自分で隠している人」です。
私は、本当の自分でいられることは才能の一つだと思っていました。
みなさんもこんな言い方をしませんか―「あの人、いつも自分らしく生きているな」。
しかし、研究の結果、本当の自分とは「出せる、出せないの問題ではない」ということに気づきました。
どんなふうに生きたいかという意識的な選択、つまり、日々の実践なのです。
「本当の自分」は、毎日の選択の積み重ねでつくられます。もともとそういう自分がどこかにあるということではありません。
「本当の自分になっていくんだ」という選択。
・・・
「仮面をかぶるのではなく、本当の自分を表に出していこう」という選択。
・・・
私はこういったことを研究のテーマにしていますが、それでも、自信を失ったり恥ずかしい思いをしたりすると、自分に嘘をつき、相手に合わせすぎる人間になってしまうこともありえます。
「ありのままの自分は、そうあることを選びさえすれば手に入る」―そう思うと希望がわく反面、やる気が失せるのも事実。希望がわいてくるのは、みな本当の自分になることに価値を感じているからです。・・・
一方、気力が失せるのは、言うまでもなく、外面や体重を重視するような文化において、本当の自分を追求することは難しいからです。
しかし、「相手に合わせ」「相手を喜ばせる」ことが推奨される文化の中だからこそ、“素の自分”でいることの大切さもわかるのです。
では、ありのままの自分になるためには、どうしていけばよいのでしょうか。
・・・「なるべき自分」を捨て、「ありのままの自分」を受け入れることです。ありのままの自分を受け入れるとは、次のようなことです。
・自分の「境界線」を決め（「これはできるけど、それはできない」という線引き）、自分の欠点と弱さを受け入れる勇気をもつ
・人はみんな、強さをもちながらも苦戦していることを認識し、思いやりを身につける
・自分はいまのままで十分だと信じ、その信念によってのみ得られる思いやりや信頼関係を育む
P109
他人が望むとおりの人間になるために自分を犠牲にしても、何の役にも立ちません。
確かに、本当の自分を出しはじめれば、周囲の人が「いったいどうしちゃったの？」と、心配するかもしれません。
しかし、最終的には、彼らへの最高の贈り物とは「あなたがあなたらしくいること」なのです。
あなたがあなたらしくいること、それを後押ししてくれるヘミシンクＣＤは「チャクラ瞑想」http://www.aqu-aca-shop.com/SHOP/MF057CNJ.htmlと「何かに依存しがちなあなたへ」http://www.aqu-aca-shop.com/SHOP/MF066CNJ.htmlです。
どちらも周りに気を遣って、自分の思いを後回しにしがちな方に、自分らしくいようという勇気を与えてくれます（＾＾）
