旅の記録2

ニューヨークではミュージカルを2つ観ました。
モータウン」と「マンマ・ミーア」です。
マンマ・ミーア!
モータウン」は、今年の春に公開になったばかりの大人気のミュージカル。レコード会社立ち上げからの歴史を、シュープリームスやジャクソン5など、在籍したミュージシャンの歌と踊りと共に追っていくストーリーで、英語がよくわからなくても充分楽しめます。
ダイアナ・ロス役の方がとにかく素晴らしく、鳥肌が立つ迫力でした♪
「マンマ・ミーア」は映画にもなっていてお馴染みですが、ミュージカルは映画よりかなりコメディータッチです。どーしよー!と切羽詰った状況でも、しょうがないものはしょうがない、歌って踊って笑っちゃえ!という底抜けの明るさがあって、観て大笑いしてるうちに、涙が出てきました。
みっともない自分も全て受け入れられるような、ハートが全開になるような感覚でした(^^)

モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37) はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)
涙といえば、行きの飛行機にあった機内誌「翼の王国」にミヒャエル・エンデ特集が載っていました。
「モモ」をはじめ、ミヒャエル・エンデの作品は大好きです。
そこに「モモ」の一節がありました。
「ちいさなモモにできたこと、それはほかでもありません。あいての話を聞くことでした。」
なぜかこれを目にした瞬間、バーっと涙が・・・
たった数行なのですが、何かこれまでの歩みをずっと見守ってきてくれた存在を感じました。
私以外の人には、なぜそれで?とよくわからない出来事だと思いますが(^_^;)
飛行機の中で、スターラインズ2はもう始まってる・・・と感じました。