信念が変わる体験

きょうから小淵沢ライフラインが開催されています。
http://www.aqu-aca.com/seminar/lifeline/
今回のアシスタントは、ミツさんとソノさん。
みなさんどんな体験をされるのでしょうか・・・?

以前ご紹介したブルースモーエンさんと松村潔さんの対談本に、ライフライン・プログラムでも行うエクササイズで、強固な信念が崩壊した方のこんなエピソードが載っていました。
死後の世界と宇宙の謎をめぐる対話
P127〜
ドイツでのワークショップでの体験ですが、こういうことがありました。参加者の多くがサイコセラピストで、まさしくガチガチの石の家に住んでいるような人たちなんです。ですからサイキックに対するその人たちの否定的な信念たるや非常に強固なもので、死後の世界という概念は彼らにとってはまったく受け入れられないものでした。
ワークショップでは、参加者が名前を書いた死者を訪問するというエクササイズをしたんですね。
(自分の知っている亡くなった人の名前を書き、全部集めてシャッフルして、引いたカードに書かれている名前の人を訪問します。そしてその名前を書いた人と、亡くなった人しか知らない、その情報が真実だとわかるエピソードを聞いてくるというエクササイズです)
一人のサイコセラピストが(中略)もしも、これから自分が話すことが本当にあったことだと証明されたら、(中略)一番近い精神病院に入院すると(笑)。
そして彼は、エクササイズで死者から聞いた思い出のことを話し始めました。
(中略)その亡くなった人に、何か証拠をくださいとたずねたら、こう言ったそうです。「死ぬ前にあげたものがある。それはチェスのセットで、ナイトの駒の一つの片方の耳がとれている」と。
彼がそう言ったときに、その話を聞いていた男性が(中略)「もうクルマに乗って精神病院に行ってもいいよ」って(笑)。
実際にその男性は亡くなった人から、耳がないナイトの駒が入っていたチェスセットをもらっていたんです。
この体験をシェアした人にとって、信念体系の崩壊はあまりにも衝撃的で、歩くこともできないほどでしたし、領収書にサインもできなかったので、かわりに妻のファロンが書いてあげたくらいです(笑)。
後に、その男性に会う機会がありましたが、彼は自分のセラピーのやり方をすっかり変えてしまっていましたね。

ライフラインでは、これと同様のエクササイズをします。
私も、名前を頼りに会いに行った方が「透けるような白い生地に、紫色の小さな刺繍のようなものがちりばめられた服を着ていて」と話したら、名前を書いた方が生前プレゼントしたものだと聞いて、やっぱりほんとなんだ・・・!とびっくりしたのを覚えています。
本を読んでではなく、自分で強く実感できるので、一撃で信念が崩れます(笑)