別の人生の記憶

奈良の旅に、移動中気楽に読める本をと思い「イギリス式暮らしガーデン」を持っていきました。
イギリス式暮らしガーデン―食べものづくり! 安らぎづくり! (だいわ文庫)
きれいな庭の写真がいっぱい載っている本です。
私はマンション暮らしなので、憧れの世界・・・
ところでその中に、あのイメージは本物だったんだ!と確信できた文章がありました。
以前から、修道院で修道女として生きていたらしきイメージが断片的に何度も浮かんでいたのですが、その回廊に囲まれた中庭のハーブガーデンの様子と仕事内容が、書いてあることと一致したのです。
前知識なく、その通りのイメージを見ていたということは、やはりあれは自分だったのかも・・・と。

P75
修道院の回廊の内側には必ず散策と瞑想のための庭があり、中央には井戸や泉があった。壁の内部には野菜や香草の畑があり、・・・
建物と回廊で囲まれた薬草の生い茂る庭は、庶民にとって薬局の役目を果たしていた。そこから新しい医療や薬品も続々と生まれたことは、ヨーロッパに古くからある常備薬に修道士や修道女の絵が描いてあることでもわかる。

1100年代のイギリスに、どうも暮らしていたらしいです(笑)