命の限り、笑って生きたい

命の限り、笑って生きたい

 ほんとにそうだな~と思うタイトル。

 瀬戸内寂聴さんと瀬尾まなほさんの対談本です。

 お正月休みにちょうどいい、さらっとテンポよく楽しく読めて、大事なことも確認できる一冊でした。

 

P21

まなほ ・・・以前は、「バッシングされたら嫌だな。どうしよう、どうしよう」とか、「こうやって名前が知れ渡るの、怖いな」とか、そういうことを言ってすごくウジウジしていましたよね。

 そうしたら先生が、「そんなことをいちいち気にしなくていいし、悪口を言う人があなたの給料払って生活を見てくれるわけじゃない。そんなこと言わせておけばいいんだから」と、何度も言ってくださって、確かにそうだと思いました。

 そして、「私のことを傷つけられるのは、私が好きな人だけなんだ。そうじゃない人たちの言うことに私が傷つく必要はないし、そんな無駄なことはない」と気がついたんです。

 私のことをよく知らないで勝手なことを言う人の言葉にいちいち傷つくなんて、自分こそアホみたいだなと思えたんですよ。

 

寂聴 ふふふ。ずいぶん成長したのね。

 

まなほ そうやってちゃかすのも、先生の悪い癖です(笑)

 あと、「悪口も言われない人はかわいそう。才能があるから悪口を言われるんですよ」と、言ってくださったおかげで、私の気持ちもずいぶん救われました。

 

寂聴 寂庵に来て8年にして、やっとまなほも悪口を言われたり、嫉妬されたりするような人間になったということね。めでたし、めでたし(爆笑)。

 東京のトークショーへも応援に駆けつけて、後で私に「まなほさん、もう、とても上手にやりました。お客さんもたくさん来ていました」とか報告してくれるの。あなたのことを自分の娘か孫みたいに思っている人もいるのよ。

 

まなほ そうなんですか!悪口を気にしないだけではなく、そういった方たちへの感謝も忘れないようにします。

 

寂聴 まなほの人柄のおかげかしら?不思議ねぇ。

 

まなほ ふふふ。